聴取…YN ページ12
★★★
警察署につくと
廊下の椅子に座るよう促されて小林さんと二人、腰を下ろした。
先ずは例の3人の取り調べから始まるそうだ。
小林さんと僕は、特に話すこともなくその場にただ、座って待っていた。
ややしばらくして、1人の警察官が近づいてきて
僕と小林さんは別々に部屋へ通され、事情聴取が始まった。
心は決まっている。
小林さんにも事実を話してもらって構わない、と言ってある。
辻褄が合わないような話にはならない。
「はいはい、お疲れ様〜〜。大変だったね〜〜」
そう言って僕の前に座ったのは白髪混じりの年配の警察官だった。
「名前、言ってもらえる？」
「チョン・ユンホです」
先ずは、自己紹介のように自分のことを説明していく。
そして、いよいよ本題に入り
今日と、ここまでに至った経緯を説明した。
「……なるほど。大変だったね。
世の中には色んな人間がいるもんだなぁ…」
警察官はそう言うと大きくため息をついた。
「…相手の男ね。黙秘なんだよ。弁護士来るまで喋らない、って」
その言葉に目が丸くなった。
…この期に及んで…？？
「相手の男、どう言う人間かわかってる？」
「……はい」
「…うん。ちょっと厄介な相手だね。少し…時間かかるかも…」
警察官の言葉に
気になる事を聞いてみた。
「……うやむやになってしまう…可能性はありますか…？」
「うん？」
「……彼の親戚に警察関係者がいて…その………
もみ消される可能性があるんじゃないか…と…」
僕の言葉に老警察官は目を丸くした。
「あっは〜！ドラマの見過ぎだよ！
まぁ、たしかに今まで色々噂もあった厄介な相手だけども、
証拠がこれだけ揃ってて、なんか色々動画とかも出回っちゃってるし、
シラを切り通せることはないだろうさ！」
そう言って豪快に笑う。
「…そう…なんですか？」
気の抜けた僕の言葉に
「ああ、ごめんね、笑っちゃって…」
警察官は表情を引き締めて僕を見た。
「確かに今まで色々疑惑はあっても、証拠不十分とかでしっかり対応出来なかった部分はあるんだけどね
さすがに今回、君たちが撮ったものとか、画像とか、
ああ、それとさっき工藤さんからも君と工藤さんが突入した際の音声データを受け取ったらしいから
ここまで揃っていたらもう言い逃れは出来ないだろうから安心しなさい」
そう言って笑う。
★★★
メール、見間違いました！普通に一般でした！^_^;
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 349人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かえる(プロフ) - あぁ〜そうでした。可愛い彼女がいると勘違いしてたんでした。佳奈さん、この勘違いどうにかしてくださーい！ (2019年8月4日 5時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
まい - うぅっ、またまた心苦しい展開になりそうですね…。実は先ほど、東京ドームから帰ってきました。SMTOWNLIVE楽しんできました！ (2019年8月3日 23時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - えらい回り道してるけど、そろそろ闇から解放されますかね？(笑)少し先の未来はあちらで覗いてますけど、そこにたどり着くまでが波乱波乱(笑)そりゃ、ユノくんは大事大事にするよね(笑)続き楽しみにしています！！ (2019年8月3日 20時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» お久しぶりです！かえるさん！皆、並んだらオールスターみたいな感じですかね！妹ちゃんも大騒ぎしそう…！^_^; (2019年8月3日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» そうなんですよ。ある意味このまま結婚しても幸せじゃないですかね〜 (2019年8月3日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年6月10日 17時
