体育大会 26 …YN ページ45
★★★
「見ろ！これが俺の実力だ！」
小さいけれど、トロフィーを手にホクホクの小林さん。
本当にしていたと言う自宅での練習が功を奏したのか、見事に優勝してしまった。
「すごい！トロフィー貰えるんですね！」
「トロフィーなんかより社食のタダ券の方がありがたいですけどね！」
前さんが実に現実的なことを言い
「そうだよね〜〜、タダ券嬉しいよね〜〜！」
Aさんも同調する。
「あ〜〜！やだやだ！女はちょーーーー！現実的で！
なぁユノ！！
この小さなトロフィーに込められたロマンが分からないなんて、悲しい生き物だよなぁ！！」
そう言いながらトロフィーを掲げる小林さんに
「マイナス記録保持者が何を言ってるんですか」
Aさんがツッコミを入れた。
「ふっふーーん！！何を言われようと、今年は優勝だもんね〜〜！」
実に誇らしげな小林さんは怯まない。
「…そんな小さなトロフィーでそこまで幸せを感じる事ができるなんて……
お幸せそうでなによりです」
前さんが何やら感慨深げに頷きながらそう言うから
「ぷぷっ」
思わずAさんと2人、笑ってしまった。
「幸せなんざぁ、感じたもん勝ちだ〜〜！」
そう言いながら、小林さんは本部に呼ばれてトロフィーを掲げながら行ってしまった。
「さ！ぼやぼやしている暇はありませんよ！ユノさん！
サクサクと作戦を実行しましょう！！」
前さんの声に背筋を伸ばした。
「は、はい！」
ここからは前さん曰く、ゆるい団体競技が続く。
玉入れや綱引き、そして土嚢に見立てたおもり入りの袋をリレーで運ぶ土嚢運び、長縄跳び…
この辺りでは僕は補欠だから、人数が足りない時に参加する程度。
「今年は参加率高くて助かる〜〜！！
ありがとうね、ユノさん！！」
僕がどう関わっているのかわからないけど、前さんにそう言われて肩を叩かれた。
…まあ、役に立っているなら喜ばしいことだけど…。
時々駆り出されては参加するAさんを、
ここぞとばかりに大きな声で応援できるのも楽しい！
誰にも遠慮なく、誰の目をはばかることもなく、
ひたすらに応援する。
楽しい時間だった。
★★★
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ゆうの(プロフ) - nononoさん» ハイタッチとか、ハグとか、男同士は簡単にするけど実際の韓国男児って、女性に対してはどうなんだろう？？ユノも普通にサラリーマンだったらするのかなぁ？？ (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» スタンド席の皆さんは野鳥の会よろしく、双眼鏡ガン見かも…？！コバさんは、しっかり自宅で綾音さんと練習した甲斐がありました！ (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» コバさんの考えはシンプルでポジティブでストレートなんで気持ちが良いですよ〜。のこさん、是非コバさん誘って人生語り合ってくだされ。 (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 影に隠れていても何もならない、と実感している彼女は、使えるものはなんでも使って自分の欲望を満たそうとするでしょうね。お互いが弱点だから、そこを突かれたら身動き取れなくなりますね、2人とも。しかも、ヒロインは彼女にトラウマが…。^_^; (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
nonono - ハグ〜(//∇//)の文字だけで、ヘラヘラしてしまふーwwwやったねー！一瞬かもしれないけど、喜びを一緒に感じて良かった！ (2018年12月18日 19時) (レス) id: 399d76873f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年10月27日 1時
