僕の出した結論…YN ページ13
★★★
僕の行動のせいでAさんが更に追い詰められたら…と不安になってしまったせいで
対峙している彼女とAさんの間に割って入ることができないでいた。
言いたい放題の彼女に対して
Aさんはほとんど反論もできずにいる。
僕に近いからと言ってどうしてそこまで言われなければならないのか。
御曹司と言う彼がいるのに
僕の事で迷惑をかけていることに申し訳なさを感じていた。
…僕が一度でも彼女と食事に行けば済む話なのか…？
だったらいっそ
さっさと食事に行った方がすっきりするのかも知れない…。
以前彼女はAさんも含めて3人で…みたいに言っていた気がするけど冗談じゃない。
Aさんの前で彼女と仲良く話をする気にはなれないし
何よりもAさんが彼女と一緒なのが辛いだろうから
…行くとしたら僕と2人だな。
そんなことを考えて
覚悟を決めて
押し問答にしかなっていない2人の間に進んだ。
「あれ？Aさんこんな所で…」
まるで自分もトイレにやってきて、Aさんの姿を見つけた…、みたいなシチュエーションで。
「あ…こんばんは」
Aさんの向こうに彼女の姿を捉えて、頭を下げた。
「あ！ユノくん、こんばんは！
今ちょうどユノくんの話してた所なのよ！
Aちゃん、ユノくん独り占めでなかなか会えないし、話もできないし！」
悪びれない彼女の言葉に
「ああ、すみません。練習始めちゃうと集中しちゃって」
そんな風に言ってAさんを見る。
…少し顔色が悪いのが気になるけど
今はとにかく彼女から離してあげたい。
「Aさん、そろそろ休憩時間終わりますよ！コートに戻りましょう」
「…あ……うん」
Aさんの背中に手を添えて
その動きをサポートする。
「それじゃ、練習再開なので失礼します」
彼女にぺこりと頭を下げて進もうとした時
「ねえ、ユノくん！それじゃ体育大会終わったら時間作ってもらえない？
1回で良いから食事、付き合ってよ！せっかくAちゃんを介して知り合えたんだし！
もちろんAちゃんも一緒で！」
相変わらず直球で来るな、と。
少しの清々しさを感じる。
僕はくるりと振り返り
「…体育大会終わってからなら…」
そう言って頭を下げてまた、前を見て進む。
「……え」
エスコートするAさんが目を丸くして僕を見上げた。
★★★
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ゆうの(プロフ) - nononoさん» ハイタッチとか、ハグとか、男同士は簡単にするけど実際の韓国男児って、女性に対してはどうなんだろう？？ユノも普通にサラリーマンだったらするのかなぁ？？ (2018年12月22日 8時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» スタンド席の皆さんは野鳥の会よろしく、双眼鏡ガン見かも…？！コバさんは、しっかり自宅で綾音さんと練習した甲斐がありました！ (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» コバさんの考えはシンプルでポジティブでストレートなんで気持ちが良いですよ〜。のこさん、是非コバさん誘って人生語り合ってくだされ。 (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 影に隠れていても何もならない、と実感している彼女は、使えるものはなんでも使って自分の欲望を満たそうとするでしょうね。お互いが弱点だから、そこを突かれたら身動き取れなくなりますね、2人とも。しかも、ヒロインは彼女にトラウマが…。^_^; (2018年12月22日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
nonono - ハグ〜(//∇//)の文字だけで、ヘラヘラしてしまふーwwwやったねー！一瞬かもしれないけど、喜びを一緒に感じて良かった！ (2018年12月18日 19時) (レス) id: 399d76873f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年10月27日 1時
