練習日…YN ページ44
★★★
そう言えば
Aさんは彼女と連絡を取ったんだろうか…
あまりにもいつものAさんと変わらないけれど…。
僕の連絡先とかも聞かれる事があるのかな。
Aさんが個人情報を流すとは思えないし
僕に直接くる分にははっきりと断る事が出来るから構わないんだけど
Aさんを間に挟まれて、
Aさんが板挟みになるのは嫌だ。
どうせなら直球で来て欲しい。
そんな事を思っていたら
「出来たよーー！ユノくん！！！」
僕のところへ、1枚のプリントを持ってAさんがやってきた。
「へ？」
僕たちは今、Aさんにお願いしている仕事はない……はず…。
「これだよ、これ！」
少し目が丸くなっていた僕の目の前に差し出されたそのプリントには
日付と、種目の羅列。
「…あ！練習日！」
体育館の体育室は日や時間帯によってできる競技が変わってくる。
それを調べて控えたものを持ってきてくれたんだ。
「あんまり日数ないんだけど。なんせ2週間後だからさ。
この中でユノくん参加できる日に丸つけてもらえる？」
Aさんの言葉にプリントを確認する。
僕に特に予定はないし、月一のチャンミンとの食事会も土曜日だから、平日練習には何の差し障りもない。
「…ええと……基本的には残業さえ無ければ全部参加できますよ？」
「えっ、本当に？！」
「ええ。残業入ったら無理ですけど…」
「コバさん！ユノくん残業の可能性は？！」
Aさんがくるりと小林さんを見る。
「あーー？今からそんなんわかるかよ」
「そんな事はわかってます！だから可能性でいいんですよ、可能性で！」
「…可能性は……まぁ、8割大丈夫だと思うけど？
あと少しで成果品の納品だし」
「わかりました！ユノくんは出来る限り就業時間内勤務でお願いします！」
Aさんの至って真面目な声に
「え〜〜？ユノだけぇ〜〜？？俺は〜〜？？」
小林さんが呑気な返しをする。
「だから！スリッパ飛ばしを練習する場所はない！ですから！」
ピシャリ、と小林さんに言い放ったAさんは
次に僕を見てにっこり笑って
「じゃあユノくん！基本参加できる、って事でよろしくお願いします！」
そう言ってブースへと帰っていった。
その後ろ姿を
小林さんと2人で見送る。
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» そうですね…^_^; 黙っているわけがないんですよね…… (2018年10月26日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - 不穏な時間がやって来た？ (2018年10月26日 3時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まいさん» ライブに行ってつくづく思いましたが……私は大騒ぎするタイプではなくて、固まってガン見するタイプみたいです。^_^; 今回のライブで、初めて最後の最後でユノの名前を呼びました！！(それまで恥ずかしくて呼べてなかった、と言う…) (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 半袖、ハーフパンツ姿のユノくん…………(*´ー｀*) 想像するだけで萌えますな… (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
まい - いよいよ本番に向けて、練習が始まりましたね！練習でも本番でも、ユノさんはどんな仕草をしても悲鳴が上がっちゃいそうですね(^o^)私はドキドキしてしまって、声が出なくなりそうです(゜゜;) (2018年10月24日 21時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年9月2日 22時
