Gの話…YN ページ34
★★★
小林さんが出来た成果品を持って土木現業所に向かって
僕はその後を片付けて帰宅する予定だった。
仕事が落ち着いてきているから残業している人もかなりまばらで、
オペレーターも定時で上がっているものだと思っていたのに
突然ブースの方から大きな声が聞こえてきたから驚いて、
はっきり言って誰の声かも分からなかったけど
場所的にAさんである可能性が大だから尚更慌ててダッシュした。
「なっ、何かあったんですか？！Aさんっ！！」
案の定そこにいたのはAさん、と
事務の前さんだった。
めずらしい組み合わせに一瞬目が丸くなる。
「ユノさん、早っ！」
前さんの目も丸くなって
「あっ…いや、その、ちょっと…忘れていたことを思い出して……ちょっと……ね」
Aさんは恥ずかしそうに頬を染めて頭をかいた。
「…良かったぁ…。ゴキブリでも出たのかと思いましたよ」
僕の言葉に
「いやいや、ゴキブリが出たらこんな騒ぎじゃないから！
っていうか、北海道にはゴキブリはいないから！基本！」
Aさんがそう言って手をひらつかせた。
「えっ？！ゴキブリいないんですか？！」
「一応…海は渡ってきていない、って話ですよ？」
前さんも答えてくれる。
「そうなんだ！素晴らしいですね、ゴキブリがいないなんて！」
東京時代、結構目に付いたものだ。
「まぁ、最近はわからないけどね。寒さに弱いらしいから基本的に生息出来ないみたいだけど、冬でも温かい場所も増えてるし、東京とかからの荷物とかで卵とかが運ばれてくる、みたいな話も聞くことがあるし」
「ああ〜〜、聞くことありますねぇ」
Aさんの言葉に前さんも同調する。
「そうは言っても、一般家庭ではまず見かけることはないよ、うん」
そう言って、こくこくと頷くAさんが可愛い。
「そうなんですねぇ…って、別にゴキブリの話が聞きたい訳じゃないですけど……何してるんですか？2人して」
見ると作業台の上には沢山の用紙、と
前さんの前には色々書き込んであるホワイトボード……
「あ！体育大会のメンバーだ！」
「ご名答〜〜！！」
前さんがパチパチと拍手してくれた。
「前さんとAさんで決めるんですか？」
「本当はコバさんなんだよ。居ないから、って私がご指名なんだって」
「ああ〜〜…、ダッシュで土木現業所行きましたもんね」
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» そうですね…^_^; 黙っているわけがないんですよね…… (2018年10月26日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - 不穏な時間がやって来た？ (2018年10月26日 3時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まいさん» ライブに行ってつくづく思いましたが……私は大騒ぎするタイプではなくて、固まってガン見するタイプみたいです。^_^; 今回のライブで、初めて最後の最後でユノの名前を呼びました！！(それまで恥ずかしくて呼べてなかった、と言う…) (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 半袖、ハーフパンツ姿のユノくん…………(*´ー｀*) 想像するだけで萌えますな… (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
まい - いよいよ本番に向けて、練習が始まりましたね！練習でも本番でも、ユノさんはどんな仕草をしても悲鳴が上がっちゃいそうですね(^o^)私はドキドキしてしまって、声が出なくなりそうです(゜゜;) (2018年10月24日 21時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年9月2日 22時
