予感的中…YN ページ14
★★★
まさか初対面でいきなり真っ正面から誘われると思わなかった。
佳奈さんの話で想像する以上に積極的な人なんだな。
…積極的に…なったんだな…
Aさんをあの場から離したくて残業なんて言って連れ出したけど
正直何も頼むことはなかったはず…。
どうしよう。
でも引っ込みがつかない。
何かないか…！
急ぎで頼まなくてはならないような事…！
頭をフル回転させながらフロアへ向かう。
自席に近づくと、ちょうど電話を終えた小林さんが嬉しそうに僕と、
そして背後にいるAさんを見た。
「おーー！良いところに！！
A！役所から電話があって、急遽変更したいルートがあるんだと！
直ぐにデータが上がってくるから数量まで頼む！！」
…助かった…！
グッドタイミング！
神は僕に味方している…！！
「あ、はい。わかりました…！じゃ、じゃあパソコン、立ち上げて待ってます！」
Aさんはそう言うと、
踵を返してフロアから出て、オペレーターブースへと向かって行った。
「…小林さ〜〜ん！！助かりました！」
思わず早足で小林さんの元へ泣きつく。
「…予感的中だったのか？」
「…はい。Aさんが捕まってて…
僕の事を知っていて夕食に誘われました」
「えっ？！ユノお前、初対面だよな？」
「ええ。今日受付でちらっと見たくらいです」
「……それで早速お誘いがかかるのか…。
凄い肉食だな…」
小林さんが目を丸くする。
「…彼女の前にいるAさんが辛そうで…
あの場を離れるのに残業お願いしたところだったので助かりました！」
「お！そうだったのか！こっちも助かったな！」
「はい！良かったです！」
ホッとして僕も席に座る。
「…それにしても……厄介だな…」
ポツリ、と小林さんが呟く。
「……そうですね……」
「…相手の狙いは確実にお前だ、ユノ」
「…え？僕？ですか？？だって今日会ったばっかりですよ？」
「だって誘われたんだろ？」
「それは……Aさんがいたからついでに…」
「ちゃうちゃう。Aがついで、だ」
「ええっ？！」
「だって彼女はAがここにいるなんて事、知らなかったんじゃないか？
そこまで積極的な女なら、Aとユノが同じ部にいる事を知ってたらとっくにAに話がいってるだろ」
「……そうでしょうか…？
と言うか、そもそもなんで僕なんですか？」
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» そうですね…^_^; 黙っているわけがないんですよね…… (2018年10月26日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - 不穏な時間がやって来た？ (2018年10月26日 3時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まいさん» ライブに行ってつくづく思いましたが……私は大騒ぎするタイプではなくて、固まってガン見するタイプみたいです。^_^; 今回のライブで、初めて最後の最後でユノの名前を呼びました！！(それまで恥ずかしくて呼べてなかった、と言う…) (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 半袖、ハーフパンツ姿のユノくん…………(*´ー｀*) 想像するだけで萌えますな… (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
まい - いよいよ本番に向けて、練習が始まりましたね！練習でも本番でも、ユノさんはどんな仕草をしても悲鳴が上がっちゃいそうですね(^o^)私はドキドキしてしまって、声が出なくなりそうです(゜゜;) (2018年10月24日 21時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年9月2日 22時
