助けたい…YN ページ12
★★
…とりあえず、Aが本社に行く事はほぼないし、
受付嬢が他の支社に顔出すこともないから、
ほとんど2人の接点はないだろう。
ま、気をつけるに越した事はないから、ユノと俺で様子を見よう…
小林さんとそんな話をしたばかりだったのに。
「エントランスにすげー美人！！」
「例の本社の受付嬢らしいぜ！」
「え、マジ？」
就業時間を少し過ぎた頃、周りがそんなことを言って盛り上がり始めた。
……え？
小林さんと顔を見合わせる。
「ユノ、確認するぞ」
「はい！」
小林さんの声かけに椅子から立ち上がるが、
ちょうど僕たちのデスクの電話が鳴ったから小林さんが電話に出た。
「はい、小林です。あ、はい。お世話になってます！…あ、ええ」
どうやら取引先らしく、小林さんがジェスチャーで僕に行け！と言うから僕だけエントランスへと向かった。
そこには軽く人だかりが出来ていて
皆の視線の先には
……やっぱり！
真由美さんと、Aさんが向かい合っているのが見えた。
僕からはAさんの背中しか見えず、
対する真由美さんは満面の笑みで話をしている。
そこだけを切り取れば、
すごく久しぶりに会う級友の再会、と言ったところだろう。
だけど
Aさんの背中は少し、硬くなっているように見えて
僕は
どうしても助けたくなった。
「Aさん！！」
背後から声をかけると
Aさんの肩がぴくっと動いたように見えた。
そして
ゆっくりと振り返る。
「……！」
その顔には色が無くて
「……ユノ…くん、どう…して…」
瞳からは光が消えていた。
思わず握る拳に力が入る。
…やっぱり彼女は…！
確信に変わった時、Aさんと対峙する彼女が僕の視界に入ってきた。
「こんにちは！ご苦労様です！あなた、ユノくんね！」
堂々たる態度で僕を見て、ハキハキと口を開く。
「…あ、はい。あなたは…」
「Aちゃんの友達で、笹野真由美って言います。今日、本社の受付にいたんだけど、気づいてもらえなかった？
大体1回で覚えてもらえるんだけどなぁ〜〜」
「…すみません。仕事に集中していたんで…」
そんなことより早くこの場からAさんを解放してあげたい。
★★
昨日(2018/09/07)午後8時17分に無事に通電致しました。現在通常生活に戻れています。
下書きしていたものをアップしました。
心配と励ましのお言葉、ありがとうございます(*^^*)
まとめてのお礼になりますこと、ご了承くださいませ。
★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» そうですね…^_^; 黙っているわけがないんですよね…… (2018年10月26日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - 不穏な時間がやって来た？ (2018年10月26日 3時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まいさん» ライブに行ってつくづく思いましたが……私は大騒ぎするタイプではなくて、固まってガン見するタイプみたいです。^_^; 今回のライブで、初めて最後の最後でユノの名前を呼びました！！(それまで恥ずかしくて呼べてなかった、と言う…) (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 半袖、ハーフパンツ姿のユノくん…………(*´ー｀*) 想像するだけで萌えますな… (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
まい - いよいよ本番に向けて、練習が始まりましたね！練習でも本番でも、ユノさんはどんな仕草をしても悲鳴が上がっちゃいそうですね(^o^)私はドキドキしてしまって、声が出なくなりそうです(゜゜;) (2018年10月24日 21時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年9月2日 22時
