帰り道 ページ1
★★★
「お疲れ様！」
運転代行を頼んだタクシーに浩一さんと2人で乗り込むと、
ニッコリ笑ってそう言ってくれた。
「こちらこそ、ありがとうございました！」
赤くなった顔でぺこりと頭を下げる。
チャンミンくんとユノくんにはタクシーチケットを渡してあるから
あの2人も無事に帰れるだろう。
「いやぁ、Aちゃんの言う通り、さすがの飲食、飲酒量だったね！チャンミンは！」
同じ大学の先輩後輩とわかってから
2人はずいぶん意気投合して、�爛劵腑鶚甅爛船礇鵐潺鶚瓩噺討唸腓Υ嵎舛砲覆辰討い拭�
「ね！すごいでしょ？！あのプロポーションでアレは詐欺ですよね〜」
「そうだね、細身だもんね！
ユノくんは大丈夫かな？帰りちょっと顔色悪そうだったけど」
「ユノくんは〜チャンミンくんほどアルコールに強くないからちょっと酔ってましたよね」
「男らしいのにどこか可愛い感じがするよね、ユノくんは。初めのうち、ちょっと赤い顔してたし」
「ふふっ、そうなんです。
大男なのに、可愛いんですよ」
珍しくハイペースで飲んでいたユノくんを思い出した。
「…2人とも…Aちゃんが心配で仕方ないんだね」
「え？」
「俺に挨拶したい、なんて言ってさ、
本当は俺がAちゃんに相応しいかどうか確認したくて仕方なかったんだよなぁ」
浩一さんがそう言って笑う。
「ええ？！浩一さんが私に？？
そんなとんでもない…！」
私の方こそ、浩一さんに釣り合うかが心配なのに…
「…チャンミンは純粋にお姉さんを思って…だけど…」
「え？」
「……あ、いや。なんでもない」
何かを言いかけた浩一さんだけど
その口を閉じて、回した腕で私の肩を抱き寄せた。
ドキドキ…と心臓が鳴る。
「……認めてもらえたかな」
頭上から優しい声が降った。
「……ふふっ、大丈夫ですよ」
浩一さんはちゃんと優しくて、レディファーストで、
最高の彼氏さんだった。
「…だったら良いんだけど…」
浩一さんはそう呟くと
肩を抱く腕の力を強くした。
「……ありがとう…」
浩一さんのおかげでのりきれた。
大丈夫。
これからも浩一さんとちゃんと歩いていける。
そんなことを確信して
家までの残り数分
浩一さんの胸を借りていた。
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» そうですね…^_^; 黙っているわけがないんですよね…… (2018年10月26日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - 不穏な時間がやって来た？ (2018年10月26日 3時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まいさん» ライブに行ってつくづく思いましたが……私は大騒ぎするタイプではなくて、固まってガン見するタイプみたいです。^_^; 今回のライブで、初めて最後の最後でユノの名前を呼びました！！(それまで恥ずかしくて呼べてなかった、と言う…) (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 半袖、ハーフパンツ姿のユノくん…………(*´ー｀*) 想像するだけで萌えますな… (2018年10月25日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
まい - いよいよ本番に向けて、練習が始まりましたね！練習でも本番でも、ユノさんはどんな仕草をしても悲鳴が上がっちゃいそうですね(^o^)私はドキドキしてしまって、声が出なくなりそうです(゜゜;) (2018年10月24日 21時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年9月2日 22時
