強がり ページ41
★★★
「例えば…付き合ってる彼氏が別な女の子を見て�牴聴Δき瓩箸�言ったらどう思うんですか？」
と聞かれて
過去、そんな場面に遭遇したことを思い出した。
「えー、普通彼女が隣に居るのに言う台詞？！」
と、冗談半分本気半分で答えたら
「ええ？Aはそんな繊細じゃないだろ〜！大体いっつも俺より騒いでるじゃん！」
そう返された。
どうやら私は
何を言っても大丈夫な頑丈な女だと思われていたみたいで、
そんな返しを受けるたびに少しずつ心が弱くなっていった。
だって
本当は傷ついていたんだもん。
彼の口から何気なく出てくる他の女の子の話に。
でも
私を強いと思っている彼にそんな気持ちは悟られたくなくて
じゃあ…どんな顔をしていれば良いのかもよくわからなくて
わざと一緒にはしゃいだりしていた。
どうしても
自分に自信が持てなかったから…。
…だから
彼が真由美に心変わりした時も
びっくりしたし悲しかったけど、心のどこかでわかっていた気がして…。
だって。
真由美は私と正反対だから…。
…ああ、そうか、って。
私じゃ駄目なんだな、って…。
「普通に嫌に決まってるじゃない！
確かに可愛い子なんだろうけど、せめてそういうのは心の中に秘めておいてほしいよ〜！」
初めはいつものようにごまかそうと思った。
ユノくんだって私を強いと思ってるはず。
だけど強がりを言った途端、ユノくんの表情が少しこわばって…。
だから
やっぱりユノくんに嘘はつけないな、ってそう思って…。
だから
本心を打ち明けていた。
ユノくんには
わかってもらえる気もしたから…。
すると彼は
「ぼ、僕は言いません！って言うか、彼女以外の女の子は視界に入りませんから！」
そんな事を言う。
「…う、うん。そうだね。
ユノくんは彼女のことをきちんとみてあげそうだよね…」
ユノくんの勢いにちょっと驚きつつも
(…うん。ユノくんの彼女になる人は幸せだと思うよ？
真っ直ぐに彼女だけを見つめるんだろうね。相手が困っちゃうくらいに…)
そんな事を思って
苦しくも、
微笑ましく思った。
★★★
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まゆまゆ(プロフ) - パスワードありがとうございました、さっそく拝見させていただきます、これからも更新待ってます。 (2018年5月20日 17時) (
レス) id: e1b75efb57 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» はーい！行きますよ〜〜！ようやく御曹司現れます！あと一山越えないとユノくんの平穏は訪れないですね〜〜^_^; (2016年12月1日 16時) (レス) id: e61f1c7906 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 新章に行くんですね(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o))) (2016年12月1日 15時) (レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 思っていたのに…？こちらではまだまだ二人は(T^T)どのようにしてお付き合いが始まっていったのかドキドキです。 (2016年11月27日 15時) (レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - shinoさん» 読んでいただきありがとうございます(*^^*) 現在クライマックスの他のお話をほぼメインに更新しているためこちらはほとんどお休み状態になっております。m(_ _)m もう少しお待ちください！パスワードはメッセージでお届けしますね！ (2016年11月15日 6時) (レス) id: e61f1c7906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2016年6月13日 17時
