LINE…YN ページ9
★★★
僕と一緒だと言うことで
佳奈さんからのLINEをそのままやり過ごそうとするAさんに
佳奈さんにはAさんに内緒でお世話になったし、知らない仲じゃないからLINEの確認を促した。
結果、これは僕にとってとてもラッキーな事態に発展するから、
ユノ！グッジョブ！
後になって心の中で自分にサムズアップ！
ただの当てずっぽうなのか、何か確信があったのか、佳奈さんは食事の相手が僕だと断定してきて
その事で驚いたAさんが、思わず辺りを伺うようにキョロキョロするから
可愛くて笑ってしまう。
「えっ、な、なんでわかったんだろう」
「.…さあ…」
笑う口元を押さえて返す僕。
なんでわかったの？と返信したAさんに
《千里眼》
と一言返ってきて。
テーブルの上に置いたままのAさんのスマホを二人で覗いてしばし沈黙…。
「…せん…？」
僕の疑問に
「千里眼。なんでもお見通し、ってこと」
答えてくれるAさん。
「ははっ！らしいですね！」
思わず笑う僕に
「…なんか悔しいな。なんて返事してやろう…！」
真剣にスマホを睨むAさん。
「あっ！」
《どこで何食べてるの〜？》
Aさんが返事を考えている間に先に佳奈さんが送ってきた。
《ススキノのビストロだよ…》
Aさんが送る。
すると直ぐに既読になって
《マジ？なんでうちに来ないのさ！ユノくんに会いたいんだから早いとこ連れてこーーい！》
返信もすぐだ。
「あ〜、僕もお寿司食べたいですねぇ」
僕の言葉にAさんは軽く僕を見る。
《ユノくんもお寿司食べたいって言ってるよ…》
そう返事したAさん。
《でしょうっ？！来週金曜日はうちに連れといで！二人で予約入れとくからね！》
すかさず佳奈さんからの返信が入る。
「金曜日って…バドありますよね？」
「…うん。残業が無ければ…」
《バドの後でもOK！》
あまりに素早い佳奈さんのメッセージにAさんと顔を見合わせた。
「…………」
無言のままAさんが返事をおくる。
《佳奈、お店暇なの？…》
《んなワケないじゃん！例の如く商売繁盛！激混み激盛り上がり中だわよ！
そんな中わざわざあんたたちの予約を取るための連絡入れてあげてるんだから感謝して！》
間髪入れずに返信がきて、
「…なんなんだ、それは…」
Aさんは苦笑い。
★★★
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ゆうの(プロフ) - Keeさん» コメントありがとうございます(*^^*) パスワードはコミュにメッセージしますので、覗いてみてください〜(*^^*) (2017年9月23日 12時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
Kee(プロフ) - はじめまして。最近になって読み始めましたが、とても楽しく読ませていただいてます。パスのかかったセンイル企画のお話も是非読んでみたいので、パスワードを教えてください。よろしくお願いします。 (2017年9月23日 12時) (レス) id: 3b75f4b9a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» ユノくん最大の敵(の予定)、御曹司登場致しました！ユノくん、踏ん張りどころです！(*^^*) (2016年2月14日 7時) (レス) id: b73f13763a (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - やっぱりブッ込んで来たー！ユノくん！頑張って！ (2016年2月14日 0時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさん、出ましたーー！お待たせしましたーー！ん？待ってない？？ (2016年2月13日 20時) (レス) id: b73f13763a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2016年1月21日 18時
