そうだったの？…YN ページ48
★★★
「こ…小林さんって…結婚してたんですかっ？！」
思わず、うわずった声が出た。
小林さんは、ダブルピースの指を閉じたり開いたりかにさんポーズ。
「えっ？なに？この年だもん。嫁さんの一人や二人いたっておかしくないだろー！」
そう言う小林さんに
「…いや、二人とかいたらやばいから、コバさん。」
Aさんがあきれたように突っ込みを入れる。
……だって、だって……
「一応俺だってモテるのよ？お前ほどじゃないけどさ。ちゃーーんといるのよ、奥さん。」
「美人なんだよ〜！コバさんの奥さん！」
そう言ってニッコリ笑うAさん。
……だって僕はすっかり
小林さんとAさんがすごく仲が良いから、
つきあってるのかなーー、とか
好きなんだろうなーー、とか
思ってたんだけど……
「もぉコバさんにはもったいないくらいの素敵な人ですよねーー！」
「なんだよそれ。俺だからこそ！だろうがー！」
「そんなこと言ってて逃げられたって知りませんよ〜！綾音さん、すっごいもててたんだから〜」
僕の目の前で繰り広げられるこのやりとり。
こんな息のあったところを見せられたら、
どう考えたって……そう思えない？？
「だぁーーいじょーーぶ！
俺家ではめっちゃやさしーから！」
ダブルピースが裏ピースに変わった小林さんに、
「…どうだか…」
冷ややかな視線のAさん。
「おっ！今、ケッとか思っただろ！
やだね〜〜ひがみ。羨ましかったらお前も早く男見つけろ〜！」
「コバさん、それセクハラだからね！」
「はっはっはーー！」
なんだかんだで楽しそうな二人。
少なくとも小林さんはAさんのことが可愛くて仕方ない、って感じに見える。
そして、多分Aさんもそんな小林さんを信頼して、言いたいことを言っているんだと思う。
★★★
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かえる(プロフ) - ただ今…読み直し中♪ユノくん気づかないだけで早々に好きになってましたね〜。ヤキモチで真顔って可愛い♪次読んできまーす♪ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 調剤薬局か、ドラッグストアーでもありますよ、さっきの３つは処方箋要るので (2019年4月30日 22時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 21時
