イケメン？…YN ページ39
★★★
藤田さんと高木の15分が終わる頃、僕たちのコートの方へ、わらわらと集まってくる人たちがいた。
どうやらこのバド会のメンバーらしく、山本さんが現れるメンバーに次々僕を紹介していく。
「うちのNo.1！チョン・ユンホくんです！」
No.1ってなんだろう……？？
揃ったメンバーは、
藤田さんの彼女がいて、その彼女の友達がいて、中村さんとその彼女がいて、その彼女の妹がいて、
他の部の社員と、総務の女性。
(本当に色んな人がいるんだなぁ)
どうやら、予定より人が増えたみたいだ。
その中に、高木並みにテンションの高い女性がいた。
えっと…、藤田さんの彼女、の友達の……
真悠(まゆ)ちゃん….、だっけ。
「うっわーーっ！Aさんの言ってた通りのイケメンだーーっ！
すっごーーい！かっこいーー！背ぇ高ーい！
足ながーーい！顔、ちっさーーい！」
僕を見上げながら、目をまん丸にして、両手で頬を押さえながら
………叫んだ……。
「ま、真悠ちゃん…、響き渡ってるから、声、ボリュームしぼってね。」
苦笑いしながら間に入る山本さん。
「こうなると思ってたんだ〜！」
真悠ちゃん、がコートに入ってバドミントンする姿を見ながら、楽しそうに山本さんが言う。
「真悠ちゃん、ものすっごいイケメン好きなの！
チョンくん紹介するの楽しみだったんだ〜！」
…え。
………それって…。
山本さんに話しかけようとした時、
放送がかかって、
「チョンくん！今度ダブルスやってみよ！」
そう言って、コートに入った山本さんを慌てて追った。
ペアとしてコートに入っても、やっぱり山本さんは山本さん。
コートに入ると「S」になる。
「今のは取れたでしょ〜！」
「そこでスマッシュ！！」
「はいはい、立って立って〜！次いくよ〜！」
恨めしそうな僕の視線に、ニヤニヤしていた。
15分毎にペアを替えてコートに出る。
山本さんの言ってた通り、経験者だけではなく、なかなか試合にならない人もいた。
それでも一生懸命シャトルを追う姿は見ていて気持ちが良くて
ラリーが続いても、続かなくても、
笑いの絶えない楽しい時間だった。
コートサイドで、山本さんと真悠ちゃんが僕の方を見ながらコソコソ話をしていて、
「モデルさんみたいですねぇ。
スーツ姿もかっこいいんだろうなぁ。」
「ふっふっふっ。今度コッソリ隠し撮りして写メ送ったげる！」
と約束していた。
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かえる(プロフ) - ただ今…読み直し中♪ユノくん気づかないだけで早々に好きになってましたね〜。ヤキモチで真顔って可愛い♪次読んできまーす♪ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 調剤薬局か、ドラッグストアーでもありますよ、さっきの３つは処方箋要るので (2019年4月30日 22時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 21時
