焼き鳥 ページ16
★★★
なんだかんだ言ったって、もちろん仕事が一番大事。
「うーーーっ。仕方ないなぁ…」
コバさんが眉間にシワを寄せながら頭の後ろをわしわし掻いている。
なんとか私を連れて行こうというコバさんの気持ちはとてもありがたい。
「…なるべく早めに上げて合流できるように頑張りますから。」
そう言う私をチラリと見て大きく溜息をつき、
次に石田さんに向き直った。
「石田さん、この貸しは大きいですからね！」
「助かるよー！コバ！」
石田さんがホッとしたように笑った。
そして私を見る。
「悪いね、Aちゃん。今度昼メシ奢るからね。」
「どんころ軒のカツカレー大盛りで手を打ちましょう！」
「OK！OK！」
仕事に戻る私にコバさんが声をかける。
「A！�狡擦�ゅう�瓩世�らな！今日の場所！メドがたったら連絡よこせよ！」
「了解です！」
軽く敬礼をして、パソコンへ向かう。
石田さんから数量のOKが出たので図面をおこす。単純作業の繰り返し。
時々様子を見に来る石田さんと打ち合わせをしつつ、
気付くと時計は8時半を過ぎていた。
残り数枚…。9時にはなんとか終わりそうだ。良かった。
…でも、もう食事会も終わる頃だろうなぁ。
…鳥きゅうの焼き鳥、食べたかったなぁ。
なんて考えていたら、
お腹もすいてきているせいか、なんとなく炭火焼鳥の匂いがするような気がしてきた。
(美味しそう…)
私、よっぽどお腹すいてんのかな？匂いを感じるほど…。
と、いきなり目の前に白い物体が現れた。
「お…わっ⁈」
凄まじいまでの焼き鳥臭と…
「お疲れ様です。」
にっこり微笑むチョンくん。
「えっ？あれっ？」
チョンくんが、
鳥きゅうのお土産焼き鳥の袋を下げて私の目の前にいた。
「残念ながらそろそろ帰ろうってなりまして、小林さんからの差し入れを持ってきました。」
「うっわぁ〜！嬉しいっ！」
チョンくんから袋を受け取り、中を覗いた。
「ここの焼き鳥おいしーんだよね〜。
お腹すいてきてたんだ！嬉しいっ！」
「ちょっと待っててくださいね。」
そう言うと、チョンくんはもう一つ持ってる袋を持って行った。
暫くすると部屋の奥の方から石田さんの声が聞こえてきた。
(.…そっか。
コバさん、石田さん達にも差し入れを…。
さすがだなぁ。)
★★★
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かえる(プロフ) - ただ今…読み直し中♪ユノくん気づかないだけで早々に好きになってましたね〜。ヤキモチで真顔って可愛い♪次読んできまーす♪ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 調剤薬局か、ドラッグストアーでもありますよ、さっきの３つは処方箋要るので (2019年4月30日 22時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 21時
