ヒロ…YN ページ42
★★★
仕事上はそれが普通と思ってた。
でもプライベートでは少し自分を出してもいいかな、と思って
「ユノと呼ばれてます。」そう言った。
「え〜。じゃあ今度から私、なんて呼べばいいんだ？？チョン・ユノくん？ユンホくん？ユノくん？？」
山本さんが真面目な顔で悩んでいるから、
さっき仕事上は今まで通り日本式で構わないと言ったけど
「じゃあ、ユノで。
お願いします。」
言い切ってみた。
すると山本さんは僕をじっと見つめて
「ユノ。」
え。
「くん。……でよろしい？」
首を傾げて聞いてくる。
呼び捨てにされたと思って一瞬ドキッとしてしまった。
「…あ、はい。」
…変だな。女性に呼び捨てにされるのも慣れてるのに。なんで動揺したんだろう。
「ユノくん、ね。ユノくん…、ユノくん…。」
そんな僕の心中に全く気付かず、山本さんは僕の名前を復唱している。
「僕も今度からユノさん、でいいですかー？」
アルコールが入って更にハイテンションの高木が聞いてきた。
返事をしようと口を開いたけど、高木が更に続けてくる。
「僕のことはヒロって呼んでくださいね！
ヒロフミなんで！」
そう言って、満面の笑みを向けてくる。
「う、うん。わかった。ヒロ、ね。」
ようやく返事をすると、次に山本さんに向き直る。
「Aさんも！ヒロですよ！ヒロ！」
「わかったよ〜。ヒロくん、ね！」
ニッコリ笑う山本さん。
……まただ。
また何か引っかかる…。
★★★
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かえる(プロフ) - ただ今…読み直し中♪ユノくん気づかないだけで早々に好きになってましたね〜。ヤキモチで真顔って可愛い♪次読んできまーす♪ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 調剤薬局か、ドラッグストアーでもありますよ、さっきの３つは処方箋要るので (2019年4月30日 22時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 21時
