お父さん？ ページ23
★★★
酔ってる…のかな？ちょっと顔が紅い。
彼のグラスがカラだったので、一応ついでみた。
「まあ、どうぞどうぞ。とりあえず、1年間よろしくお願いしますね。」
「あ、これはこれは、ご丁寧に。ありがとうございます。」
チョンくんはペコリと頭を下げて、そしてグラスの中のビールに口をつけた。
「もててたねぇ。」
しみじみ言うと、
「皆さん、結構韓国好きみたいですねぇ。
色々聞かれたんで答えてたんですけど、みんなでツアー組む話にまでなってきて、びっくりしました。」
「ははっ。そりゃ口実だろぉ〜」
思わず笑ったら、またチョンくんの目が丸くなった。
…んー……
彼は本当に気付いてないのか……？
計算なのか？
天然なのか？
部内の女の子のほとんどが今日、物凄い気合い入ってるのは
君の所為だと思うんだけどね…。
「山本さん、二次会行くんですか？」
ちびちびとビールに口をつけながらチョンくん。
「あ、うん。二次会まではいつも出てるよ。
こんなことでもないとおじさん達と交流することないからね。
特に他の班の人たちとは…」
「なるほど、そうなんですね。
僕はとりあえず今日はとことん付き合うように言われてます。」
「ははっ。コバさんから？
とことんは大変だよ〜？」
「山本さん、経験あるんですか？」
「うーん。あるっちゃある…かな？
気づいたら朝日拝んでた。」
若かりし頃のヤンチャを思い出して軽く苦笑い。
「ええっ⁈ 女の子なのにっ⁈」
チョンくんがもの凄くびっくりしている。
「……女の子……って、ちょっと恥ずかしいけど…まぁね。
でも1回だけね。それからは適度に帰ってます。」
そう言うと、ほっと胸を撫で下ろしているチョンくん。そんなに心配してくれなくても…。
お父さんみたいだね。
★★★
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かえる(プロフ) - ただ今…読み直し中♪ユノくん気づかないだけで早々に好きになってましたね〜。ヤキモチで真顔って可愛い♪次読んできまーす♪ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 調剤薬局か、ドラッグストアーでもありますよ、さっきの３つは処方箋要るので (2019年4月30日 22時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 21時
