僕の想い…CM ページ1
✴✴✴
逃げようとするヌナを
後ろから抱きしめた。
このまま
永遠に失ってしまいそうで
慌ててその身体を包み込んだ。
母親以外で女性を抱きしめるなんて初めてで
僕の心臓は信じられないくらいの速さで鼓動を刻む。
腕の中のヌナは
身長があるから顔もすぐそばにあって
僕の視線から逃れようと顔を背けるけど
小刻みに震える身体が
ヌナが泣いていることを教えてくれる。
これまで
自信満々のヌナばかり見てきた。
いつも元気で
明るくて
強くて
優しくて…
それらが全て嘘だとは思わない。
それが基本的なヌナで
でも
今、腕の中で身体を震わせているのもヌナ。
どちらのヌナも僕には大切で…
こんな風に静かに泣くヌナを
他の誰にも見せたくないし
触れさせたくない…と思う。
離れたく………ない。
「………ヌナが好きです……」
気づいたら
そう伝えていた。
言葉にして
改めて気がついた。
そうか。
この気持ちは…。
僕は
ヌナが好き…なんだ…。
気づいたらもう止められなくて
ヌナを抱きしめる腕に力が入った。
「…僕は、ヌナが好きです…」
改めて
ゆっくりと伝えた。
すると、ヌナが力を込めて僕の腕の中から逃れようともがき始めた。
「…やっ…だ、ダメ……。
ダメだよ、チャンミン…！」
「…何がダメなんですか…？
…僕が…年下だから……？」
普段運動なんかしない僕でも
ヌナの動きを封じることはできて。
とにかく
気持ちをわかって欲しくて抱きしめ続けた。
「わた……しはダメだよ…チャンミン…。
チャンミンには…
若くて…可愛い女の子が……きっと現れる…から…」
そう言って頭をふる。
「…チャンミンは
きっと…年上の私を
お母さんのように思ってくれてる……だけだよ」
そんなヌナの言葉に
僕は思わずヌナの身体から離れ、その肩を掴んでこちらへ向けさせた。
驚いたヌナが
涙の浮かぶその瞳を丸くして僕を見る。
「…僕はっ
今まで誰にもこんな想いは抱いたことがありませんっ！」
✴✴✴
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ゆうの(プロフ) - すぐりさん» 怒涛の読破、ありがとうございます笑 ユノペンから見た、チャンミン像でございます。違和感なければ嬉しいです。(*^^*) (2021年11月24日 19時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - りんごさん» うわぁ〜！りんごさん！ご無沙汰です！ごめんなさい、お返事してなくて〜！(＞人＜;)読んでいただき、ありがとうございます！ (2021年11月24日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
すぐり(プロフ) - 苺ｼﾘｰｽﾞ ようやっと読み進めておりまして…何でだろ…今のところ ゆうのｻﾝの作品で出てくるﾁｬﾝﾐﾝ…全部好きなんですけどぉ（T^T）あーーーー…やっぱ私はﾁｬﾐﾍﾟﾝだったーーと再確認して…更新待ちの栞を挟みます♪ (2021年11月24日 15時) (レス) @page41 id: 2b78457879 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 苺とチョコシリーズ、読ませて頂きました^^*とっても面白いです！こちらもいつか更新されるの楽しみにしておりまーす＼(^^)／ (2020年2月3日 21時) (レス) id: 468b4d31bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ｻﾏﾕｶさん» これ以上に進んでないのはチャラユノ話なんですよねぇ…^_^; いつもいつも、ありがとうございます。m(_ _)m 励みになります！ (2019年8月29日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2016年6月24日 21時
