反射…YN ページ33
☆☆☆
「よーい！スタート！」
助監督さんのカチンコの合図で
周りが一斉に動き始める。
周りにファンが群がってくるのを
和田さんやAさんはじめ、W署の皆さんがガードしてくれて
俺たち5人は警察署の入り口を目指して歩いていく。
エキストラの皆さんから
悲鳴のような声と、俺たちの名前を呼ぶ声が聞こえてくる。
それはさながら普段の様子となんら変わりがなくて
少しずつ感覚が麻痺してきていたんだ。
あと少しで入り口、と言う地点で
犯人役の男が後方からナイフを持って走ってくるのが見えた。
ファンの声が
恐怖の悲鳴に変わっていく。
俺より前を歩いていたジェジュンに向かってくるその男に対して
俺の少し後ろを警護していたAさんが
素早く走り出し、その間に滑り込んで男と格闘を始めた。
男の持っているナイフが光る。
Aさんが不利な状況になったその時、
その瞬間に
反射的に俺の足は走り出していて
男とAさんの間に滑り込んでナイフを叩き落とし、
その手を掴んで後ろ手に取り押さえた。
ほんの数秒間の出来事で
一瞬、その場が静まり返った。
………え？
「…いっ……いててて…！！」
俺が押さえ込んだ男から声が聞こえて、
次の瞬間
「…ユノ。取りおさえるのは私の役目。仕事取らないでくれる？」
すぐ隣で呆れた顔でAさんが立っていて
「……えっ……！！あっ…！！」
気がついた俺は慌てて手を離した。
と、同時に一斉に周りが沸き立つ。
「なになに、今のーー！！カッコいいーー！」
「何やってんの、ユノヒョン！！撮影だよ、撮影！」
「もーー！信じられないー！」
「カッコいい！素敵ーー！！」
エキストラさんからも、スタッフさんからも、
そしてメンバーからも散々言われ
「ユノーー！
Aとはいえ女性を守りたい気持ちと行動力は褒めてやりたいが、ここはAの見せ場の一つだからなー！
大人しく守られておけよ〜〜！」
遠くからメガホンで叫ぶ監督の声が聞こえた。
「私とはいえ、ってどういう意味ですかー！！」
憤慨するAさんの横で
「す、、すみません！！つい！」
周りにも頭を下げて謝罪し
「ご、ごめんなさい！いきなりすみませんでした！大丈夫ですか？」
押さえ込んでしまった男性に頭を下げた。
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ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 中学生の修学旅行………ものすごくわかりやすい。(笑) (2020年3月5日 15時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まいさん» お返事遅れました！^_^; ものすごく空気が薄そうですよね！ (2020年3月5日 15時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - チャミのカレーが足りなかった時の事になっときを想像したらガクブル (2019年10月25日 18時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - なんかわちゃわちゃしてるのが目に浮かびます(笑)SJのことを「中学生の修学旅行」って最初に言った人を尊敬する(笑)しかも歳が上に行くほど落ち着きがなくなるという…(笑) (2019年10月24日 1時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
まい - SJのみんなが来たら、お部屋がいっぱいになりますね(笑)これからどんなことが起こるのか楽しみです！私もみんなとカレーが食べたいです☆ (2019年10月23日 22時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年2月3日 19時
