サプライズ計画 ページ27
☆☆☆
サプライズとは、
あの曲が流れる時に私もステージに立って、
MVの世界を繰り広げる、と言うものだった。
話を聞いた事務所の社長室で
「……どう言うこと？」
想像が出来なくて、眉間にシワが寄ったまま辻さんを見る。
「実際はどうかわからんが、要するにダンサーのようにダンスではなくて、
Aは女優としてステージに立って、曲に合わせて演技をする、って感じかな」
……なんとなく想像はついた。
「そ、それをオーラスだけやるの？そんなこと出来るの？」
「出来る…っていうか、�爐笋覘瓩鵑世蹐Δ福�
まあ、もともとMV流して歌ってたみたいだから、そこに少々動きが入っても彼らなら問題無いんだろ。
だから、出来ると判断してサプライズになった訳だ」
「……すごぉい……」
自分の出番云々より、
そんな動きが出来る弟たちのスペックの高さに感動していた。
「…A、問題はどっちかって言うとお前だよ」
「ええっ？！」
辻さんの言葉に、ビクついてしまった。
「こんな事なら舞台もさせときゃ良かったな」
「ええっ？！こ、声とか出さないけどそれでも難しいの？！」
必死な瞳で辻さんを見る。
「…その部分は助かるが……
舞台、ってもん自体に免疫がないだろ」
「……はい」
「狭いスタジオとも、映画とかのロケ地とも違う独特の世界があるんだよ。
発声も動きもそれらと全く違う。
今回発声は必要ないからそれだけでも助かるが…
スポットライトを浴びて立つ舞台、しかも失敗しても成功しても撮り直しがきかない生のものだからな」
そ、そんな大切な世界に私が入るの？！！
「ええ〜、辻さん、断れない〜〜？」
万が一失敗でもしたら……
弟たちのライブを楽しみにしてくるファンの皆にも申し訳がないよ〜〜。
泣きつく私に
「Aちゃん、何事も経験だよぉ〜！？」
社長のデスクの向こうから社長の声が聞こえて驚いた。
「ええっ？！」
「社長、居たんですか」
ソファから立ち上がってデスクを見ると
デスクの下から社長がひょっこりと顔を出した。
「なんでそんなところにいるんですか」
冷静な辻さんに
「驚かせようと思って隠れてたのに〜〜
2人して話を始めちゃうんだもん〜〜」
相変わらず、マイペースな社長がそう言って拗ねた。
☆☆☆
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ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 描いてて癒されてます(*^^*) まだまだのどかなメンバーですけど、少しずつ進んでいくんですよねぇ… (2018年3月18日 19時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - ヒロインちゃんが真ん中で楽しい雰囲気ですねぇ〜いつのまにか私も笑ってしまっています！ (2018年3月17日 16時) (レス) id: e15e9863b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» コメントに吹きました。頑張ります！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» ご期待いただきありがとうございます！少しずつ練ってみますね！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - アスカさん» 楽しみに応えられるものが出来上がると良いんですけど〜〜^_^; ご希望ありがとうございます！ (2018年3月12日 16時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年1月26日 9時
