ハグ ページ43
☆☆☆
「こっんばんは〜〜！！」
お久しぶりな弟たちがやってきた。
MV以来だから…2ヶ月以上ぶりだ。
「いらっしゃーい！」
「ヌナ！やっと来たよぉ〜！」
そう言ってチャンミンが軽くハグしてくれる。
「うんうん。ちゃんと作ってあるよ？カレー！」
「やったぁ！カレーだぁ！」
見えない尻尾をブンブン振りながら居間へと進む。
「デザートはなんっすか？」
「定番のコーヒーゼリー、本日はホイップクリーム添えでございますよ、ユチョンさん」
「お〜〜！やった！」
ユチョンともハグ。
「ヌナ、これお土産〜〜！
今韓国で一番人気のコスメブランドのパフュームなんだ〜〜！
すごい爽やかだから是非使ってみて〜〜？」
「うわ、ありがと、ジェジュン！」
そう言ってハグ。
ジェジュンの後ろにはジュンちゃんがいた。
「…ヌナ、髪伸びたね」
「あ、うん。次の仕事に向けて今密かに伸ばし中なの」
「あ、和田さんとのドラマ？」
「うん！刑事だけど一応女らしさを出すのにボブにはしたいらしいんだよね」
「…似合うよ、きっと」
少し、気恥ずかしいけど
私がオロオロするわけにはいかない。
あくまでも平然と話をして、
そしてにっこり笑ったジュンちゃんは
優しくハグしてくれた。
良かった。
普通に出来た。
ホッとして息を吐き、足元に視線が落ちて
「…あ」
最後にユノがいたのを忘れてた。
顔を上げると
……え？
なんだか険しい表情でユノが私を見ている。
どきん、と心臓が鳴った。
「…ユ、ユノ…？」
私、何かした…？
「…えっ…！あ、ああ、ごめん、Aさん！
ぼーっとしてた…！」
覗き込む私の視線に
我に返ったように今度は焦り始めた。
「…大丈夫？どこか具合でも…？」
自分からは決して弱音を吐かないユノだから
私が気づいてあげないと…
そんな気持ちでユノを見た。
「あ、いや、大丈夫。
ちょっと寝不足なだけだから…」
「そう？カレーは持ち帰りにもできるよ？少し休む？」
「あ、いや。僕もカレー食べたい！食べたら目が覚めるから大丈夫！」
「そう？じゃあ準備するから、入って？」
いつものユノの様子に安心して、居間へと促す。
だけどユノは直ぐには動かなくて
気がつくと
ハグされていた。
☆☆☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 340人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうの(プロフ) - のこさん» のこさん、これ、ほぼ実話で…私もテレビの前で号泣だったの… (2017年9月13日 17時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - すみません…泣いてしまいました… (2017年9月13日 17時) (レス) id: dc74efdda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - motomatoさん» 向こうとこっちで皆さんアカウント名が違うので誰が誰やら…^_^; 昭和仲間が増えて嬉しいです！ (2017年9月10日 13時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
motomato(プロフ) - ツイッターも楽しみにしています^ ^今、フォローさせていただいちゃいました(^^) (2017年9月10日 13時) (レス) id: e15e9863b2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ポッポさん» ありがとうございます〜(*^^*) 精進してどちらも進めていきたいと思います！よろしくお願いします！m(_ _)m (2017年9月10日 6時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年2月24日 19時
