目覚め…CM ページ50
♫
ユノヒョンとあいつの会話で目が覚めた。
昨夜、普通にユノヒョンはベッドで寝ると言っていたから俺はソファを借りる話になっていたのに
気がついたら、二人でソファで眠っていたようだ。
俺が特別ボーナスをあげたことを知って
ヒョンもあげたいと言い出す。
まぁ、そうだよな。
それに対して思いっきり遠慮するあいつ。
まぁ、そうだよな。
贅沢慣れしていないあいつには
分不相応だと思うことがたくさんあるらしい。
同じ人間だと言うのに。
でも、たしかに生きている世界の違いは存在するわけで。
必要以上に卑屈にはなってほしくないと思うけど
そう簡単には変われないよな…。
ユノヒョンの、超ポジティブ&明るさしかない声かけに
あいつも大人しくなる。
俺は
そんな2人の会話に出遅れたことで
すっかり起きづらくなってしまった。
起きるタイミングを逃して寝たふりをしているうちに
ユノヒョンに言われるまま、あいつはシャワールームへと向かって行く。
その後ろ姿を見送って
俺はゆっくり身体を起こした。
『あ、起きた〜？チャンミナ』
頭をポリポリかき、胡座をかいている俺のもとにヒョンが戻ってきた。
『…はい。すっかり眠ってしまいました…』
『昨日もギリギリまで飲んでたしね〜！チャンミナにしては珍しく酔っ払ってたじゃん！』
『え？』
『ん？覚えてないの？目の前にビールの空き缶、山になってんじゃん！』
ユノヒョンの言葉にソファの前のテーブルに目を落とすと、6本のビールの空き缶が転がっていた。
『…これ、俺が？』
『ビールはチャンミナしか飲まないじゃん？』
ユノヒョンが笑う。
『…………』
俺には珍しく、少々記憶が飛んでいるようだ。
『……可愛かったよぉ〜？』
ユノヒョンが満面の笑みで俺を見る。
『…え？』
目を丸くする俺に
『チャンミナの心の声がダダ漏れだったからさぁ〜！！』
ユノヒョンはそう言って、意味ありげに笑った。
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ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*) ようやく、告白(？)出来ましたね〜。さて、チャンミンはどう出るでしょうか！！ (2021年3月3日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさんいつもいつもお話を､ありがとうございます！お話の展開が楽しくなって来ましたね！もう毎回☆×10を､つけたいです♪ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 更新に時間がかかって、ものすごくもったいぶった感が強くなってしまいました…^_^; (2021年1月26日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - いつもお話ありがとうです。特別情報ってなんだ？気になって眠れなーい (2021年1月23日 2時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2021年1月8日 23時
