ユノさんち ページ46
♫
「あ、あ、あの…ユノさん、私は一体……」
ソファに座り直し、大きく伸びをして欠伸をするユノさんに恐る恐る聞いてみる。
「あー……昨日、チャンミンと、スジュの皆とバーで飲み過ぎて、寝ちゃったらしいよ？」
「…あ……はい。途中までは記憶にあります…
で…あの、……ユノさん、いなかったですよね…？？？」
「うん。酔い潰れた由乃ちゃん回収に行ったの！」
「そ、それは！！
た、たいへんご迷惑をおかけしました！」
ユノさんの言葉に驚いて、
反射的に深々と頭を下げた。
「あっはーっはーっはーっ！！
まさか飲みすぎて寝ちゃうとは思わなかったからびっくりしたよぉ！
どうしても起きないからさ、そのまま俺のうちに連れてきたの！」
ユノさんは豪快に笑う。
やっぱり、ここはユノさんの家！
「うわぁ………私…何かやらかしたりしてない…ですか…？」
「えー？俺は本当に迎えに行っただけで、一緒に飲んでたのはチャンミンだからなぁ」
「そう…なんですね…」
大丈夫だろうか。
酔いに任せて変なことをしてないと良いんだけど…。
背中に変な汗が流れる。
「…楽しんでたってよ？」
ユノさんの声に顔を上げると、
優しい笑顔で私を見ていた。
「え？」
「俺が迎えに行った時も、ちょーーー幸せそうに寝てたし。
ヒョンたちに聞いても、楽しいお酒だった、って言ってたから大丈夫じゃない？」
「ほ、ほんとですか？！」
他のお兄さんたちはともかく！(ごめんなさい！)
チャンミンさん相手に何もやらかしていない事を祈る…！！
ユノさんは、私の勢いに笑いながら答えてくれた。
「うん！
それに今、まともに見たけど、由乃ちゃん随分と可愛いカッコしてたんだね！」
「…え？……あっ！！！」
私の全身を見るユノさんの視線を追うように、
私も自分の姿を確認した。
そうだった！
私、チャンミンさんに買ってもらったワンピース姿だった！
「…それ、チャンミン？」
「…あ、はい」
スカート姿なんて、ユノさんに見せるのも初めてで恥ずかしい。
「へぇ〜さすがチャンミン！似合うね！可愛いよ〜。
由乃ちゃん、良いの買ってもらったね！」
ユノさんの温かい言葉が、胸にこそばゆい。
「…特別ボーナス…って言われました」
「え〜！マジで？チャンミン、ぬけがけずるーい！
じゃあ俺も由乃ちゃんに特別ボーナスあげるー！」
ユノさんまで、とんでもないことを言い出した。
♫
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ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*) ようやく、告白(？)出来ましたね〜。さて、チャンミンはどう出るでしょうか！！ (2021年3月3日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさんいつもいつもお話を､ありがとうございます！お話の展開が楽しくなって来ましたね！もう毎回☆×10を､つけたいです♪ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 更新に時間がかかって、ものすごくもったいぶった感が強くなってしまいました…^_^; (2021年1月26日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - いつもお話ありがとうです。特別情報ってなんだ？気になって眠れなーい (2021年1月23日 2時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2021年1月8日 23時
