ヒョンの想い…CM ページ44
♫
『…俺たち…東方神起のことを第一に考えてくれて…
年上でリーダーの俺を立ててくれていたけど…
ても、1番はチャンミンだったよ？』
『……え…』
『俺とチャンミンに対する態度の違い…っていうか、俺が見てたってわかるくらいだったのに…
チャンミンも意外に自分のことだと鈍くなるんだなぁ！』
そう言ってユノヒョンが笑う。
だってそれは…
『……ユノペンだって……こいつが言うから…』
目の前で安心しきった
ヒョンの言葉は優しく続く。
『……いつもの冷静なチャンミンなら…
由乃ちゃんの本心をちゃんと感じ取ることができたはずだよ？
それが出来なかったのは
チャンミンの中に…特別な感情があったから…じゃない？』
どきん、と心臓が鳴った。
『こういう子…だからさ…、
きっと、ずっと支えてくれると思うんだ、なんの見返りもなく。
俺たちは…こんな仕事をしているからか…つい、与えられることに慣れてしまってるけど…
大切なのはチャンミン、お前の気持ちだぞ？
お前はどう思ってるのか、どうしたいのか』
ユノヒョンの穏やかな言葉が
すとん、と俺の心の中に落ちる。
『相手が好きといってくれるからって、好きになれるわけじゃない。
反対に…相手にされなくても好きなものは好き、で…嫌いにはなれないだろ？
俺たちは…玲子さんももちろんそうだけど…国が違うし、仕事も特殊だし…
それにもうすぐ兵役にも就く…
俺とお前では考え方も違うから、俺にどうしろとは言えない。
ただ後悔はしないように…
ちゃんと、自分の気持ちに向かい合え』
ユノヒョンは俺を真っ直ぐに見て
『お前は俺よりは少し時間に余裕があるから…ゆっくり、しっかり、考えろ。
とはいえ、できれば俺がいる間に結論出して欲しいけどな！！』
そう言って、笑う。
そして
ヒョンは部屋を去る際、
『チャンミン。
考えるのはここじゃないぞ？
ここ、だ。ここで感じろ』
そう言いながら頭を指差して
そして、胸元を押さえた。
静かにドアが閉じられ
廊下の明かりが消えた途端に、部屋の中がまた、薄暗くなった。
俺はゆっくりと視線を移し
ベッドの上で静かに寝息を立てているこいつを見つめる。
俺は
こいつをどう思っているんだろう…。
♫
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ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*) ようやく、告白(？)出来ましたね〜。さて、チャンミンはどう出るでしょうか！！ (2021年3月3日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさんいつもいつもお話を､ありがとうございます！お話の展開が楽しくなって来ましたね！もう毎回☆×10を､つけたいです♪ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 更新に時間がかかって、ものすごくもったいぶった感が強くなってしまいました…^_^; (2021年1月26日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - いつもお話ありがとうです。特別情報ってなんだ？気になって眠れなーい (2021年1月23日 2時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2021年1月8日 23時
