カミングアウト…CM ページ43
♫
思わず呟いた俺の言葉に
一瞬、静まり返る。
そして
「えええ？違いますよぉ〜？」
次の瞬間、こいつはへらへらと笑った。
「え？」
「私が好きなのはぁ！チャンミンさんですよぉ〜！
ずーーーっと、チャミペンなんですからぁ！」
思ってもみなかった言葉に
「………え？」
思いっきり目が丸くなる。
「そりゃあ、ユノさんのほうが大人でぇ〜、優しくてぇ〜、おおらかでぇ〜、カッコいいですけども〜」
「…ああ……ああ、そうでしょうとも」
「でもぉ〜チャンミンさんはそれにも増して、カッコいいんですよぉ〜」
目も開かないまま、そう言うこいつは
酔いのせいか真っ赤な顔で、
顔中の筋肉を弛緩して、へらへらと気の抜けた笑顔になった。
「背ぇ高いしぃ〜
イケメンだしぃ〜
歌、上手いし〜
日本語、上手だしぃ〜
毒舌の切れ味バンパないし〜
ちょっとキツく感じることもあるけどぉ〜…それはちゃんと相手を見てるからだしぃ〜」
よくもまぁ、次から次へと口をついて出てくるな、と感心していたら
トドメの一言が付け加えられた。
「だからぁ〜
私はずーーーーっと、チャンミンさんが大好きなんですよぉ〜〜！」
心臓が
止まるかと思った。
「…チャンミンさんに聞かれた時はぁ…
恥ずかしくってぇ…
堂々と�爛船礇潺撻鶚瓩辰童世┐泙擦鵑任靴燭韻匹�…」
にへらぁ、っと、満面の笑みになったか、と思ったら
「………すうぅ……」
そのまま、寝息を立てて
今度こそ、眠ったようだった。
…………なんだよ、それ。
本当はユノペンじゃなくて俺…？！
まさか……
嘘だろ……？
ドキドキと跳ね上がる心音を感じながら
ただただ呆然と、目の前で穏やかに眠るこいつを見る。
『…由乃ちゃんは、ずーーっとチャンミンのこと、見てたよ？』
ドアからの声に
慌てて振り返る。
『…ヒョン…？！』
戸口にいたユノヒョンが
廊下の明かりを背に、静かに部屋へと入ってきた。
♫
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ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*) ようやく、告白(？)出来ましたね〜。さて、チャンミンはどう出るでしょうか！！ (2021年3月3日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさんいつもいつもお話を､ありがとうございます！お話の展開が楽しくなって来ましたね！もう毎回☆×10を､つけたいです♪ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 更新に時間がかかって、ものすごくもったいぶった感が強くなってしまいました…^_^; (2021年1月26日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - いつもお話ありがとうです。特別情報ってなんだ？気になって眠れなーい (2021年1月23日 2時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2021年1月8日 23時
