酔っ払い…CM ページ42
♫
一応、ノックをしてドアを開ける。
「…水、持ってきたぞ〜」
念のために声もかけてみたら
「…んーー……あー…………どぅもぉ〜」
返事があってびっくりした。
「…起きたのか？」
「…ふふ〜…起きてるよぉ〜〜…」
声は聞こえるものの、身体は動いていない。
「……酔っ払いだなぁ…」
瞳も開かず、口だけが動いているで
「酔っ払ってますかぁ〜？酔っ払ってますねぇ〜〜へへへっ…」
そう言って、へらっ、と笑う。
「…いい気になって、飲み過ぎなんだよ」
つい、口調がきつくなるも
「えへへ〜〜〜、楽しくってぇ〜〜〜、美味しくってぇ〜〜、
ついつい、飲みすぎちゃいましたぁ〜〜」
こいつには聞こているのか、更にヘラヘラしながら
楽しそうに笑う。
「……楽しくて良かったな」
ため息を一つ、吐いてそう言うと
「はぁーーい！
今日はぁ〜〜ほんとーーに楽しかったぁ」
「……良かったな」
「まさかの事務所でぇ…レッスン受けさせてもらってぇ…
頑張ってる皆と会えてぇ…
嘘みたいにたのしかったぁ〜〜」
「……そっか」
「それにしてもぉ〜〜
チャンミンさんの元カノさんってぇ…ほんとーに美人さんでしたねぇ〜〜」
「……えっ…」
こいつのとんでもない言葉に目が丸くなり
「きれーーでぇ…スタイル良くってぇ〜〜
ちょっと性格キツそうだけどぉ〜〜
でもあれだけの美人さんなら仕方ないですよねぇ〜〜」
酔いはすっかり覚めた。
「…お、おいおい」
かける言葉が見つからない…。
「本当にチャンミンさんったらメンくい〜〜！！」
「べ、別にそう言うわけじゃ」
「そりゃぁ、目も肥えますよねぇ
並大抵の女性じゃあ、隣にも立てませんよぉ〜」
「そ、そんなことは…」
「だけどぉ〜東方神起はぁ、アイドルなんですよぉ〜
アイドルはぁ、皆の恋人なんですよぉ〜
もちろん！私にだって好きになる権利はありますよねぇ〜？」
目も開かないまま
へらっ、と笑いながら俺の方へと顔を向けた。
「……も、もちろん」
「良かったぁ〜」
俺の返事に
嬉しそうに微笑んだ。
ズキン、と痛む胸を押さえる。
「………そんなに……好きなのか、ユノヒョンのこと…」
思わず、言葉が口からついて出た。
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ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*) ようやく、告白(？)出来ましたね〜。さて、チャンミンはどう出るでしょうか！！ (2021年3月3日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさんいつもいつもお話を､ありがとうございます！お話の展開が楽しくなって来ましたね！もう毎回☆×10を､つけたいです♪ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 更新に時間がかかって、ものすごくもったいぶった感が強くなってしまいました…^_^; (2021年1月26日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - いつもお話ありがとうです。特別情報ってなんだ？気になって眠れなーい (2021年1月23日 2時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2021年1月8日 23時
