タイミングの良い人…CM ページ39
♫
『すまない！
由乃ちゃん、次から次へと本当に美味しそうに飲むもんだからつい、色々勧めちゃって…』
実に申し訳なさそうに微笑むトゥギヒョン。
「…すぅぅ…」
そんなトゥギヒョンに身体を預けて、何やら幸せそうに寝息を立てているこいつ。
『………はぁ……』
俺はため息を一つ。
さて。
このままじゃホテルには連れて行けないな……
『どうしましょうね…』
腕を組み、策を練ろうとしたその時、
ポケットの中のスマホが着信を知らせた。
�爐笋辰曄次次次�チャンミナ！！由乃ちゃんと一緒だったりするーー？！��
この人は、なんてタイミングの良い人なんだ。
『ユノヒョン！！実に良いところに！！』
俺のテンション高めの声に
�爐悄�？��
電話の向こうで、
少し、間の抜けた声が聞こえる。
そんな事にはお構いなしにこの状況を説明したら
�爐─次次�何、皆でそこにいるの？！ずるーい！！��
と、ブーたれてから
�狡召姐圓�から！駐車場着いたら連絡する！��
と言って、すぐさま通話は切れた。
『さすが、行動が早いな〜ユノは！』
トゥギヒョンの身体にもたれて眠るあいつに
イェソニヒョンが自分のジャケットを脱いでかけながら
そう言って、クスリ、と笑う。
『あいつのは反射神経だな！』
シンドニヒョンが豪快に笑ったところで、また、着信。
�爛船礇鵐潺福次次�！どこのバーにいるのーー？！��
『………』
図らずも
ユノヒョンは己の反射神経を自ら立証してみせることに…。
程なく、駐車場に着いたとの連絡を受けて
スジュの面々に囲まれるようにして
俺はこいつを抱き上げ、エレベーターに乗り込んだ。
ここは、トゥギヒョンがまとめて支払ってくれた。
『ごちそうさまーー！トゥギヒョン！』
『美味しかったー！』
口々にお礼を言う皆に混ざり、俺もペコリと頭を下げる。
そのまま、まるでスジュの面々が鉄壁なガードとなって、
俺は速やかにユノヒョンの車の後部座席に滑り込むことができた。
駐車場で皆に挨拶を済ませ、
ユノヒョンは程なく車を運転し始める。
♫
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ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*) ようやく、告白(？)出来ましたね〜。さて、チャンミンはどう出るでしょうか！！ (2021年3月3日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさんいつもいつもお話を､ありがとうございます！お話の展開が楽しくなって来ましたね！もう毎回☆×10を､つけたいです♪ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 更新に時間がかかって、ものすごくもったいぶった感が強くなってしまいました…^_^; (2021年1月26日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - いつもお話ありがとうです。特別情報ってなんだ？気になって眠れなーい (2021年1月23日 2時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2021年1月8日 23時
