お約束の… ページ34
♫
「えっ……」
声のする方へ振り向くと
「あーーー！ほんとだ！由乃ちゃんだー！！」
「よっく分かったなぁ！キュヒョナ！」
「まあねぇ〜」
紛れもなく、スジュの皆さん。
「ええ〜！なになに、可愛いじゃーん！！」
「どうしたの？！おめかしして〜！」
「あ、あああの…！」
「なかなか良い趣味だね〜！」
お約束のように囲まれる。
「まさか、1人じゃないよね？！」
「ひょっとして…」
シウォンさんが顎に手を当てて口を開いた時、
「…俺のツレですけど…何か？」
私の背後から、チャンミンさんが現れた。
「おーーー！！やっぱチャンミーン！！」
「だよねーー！！」
「2人？ユノヒョンもいるの？？」
チャンミンさん込みで囲まれる。
「…ユノヒョンは友達のところです」
チャンミンさんの言葉に一瞬、場は静まり返り、
「えーー！じゃあ2人きりーーー？！」
次の瞬間に大騒ぎになった。
『えーーーっ！なになに！何ぬけがけしてんだよ！』
『チャンミン、やるなーー！』
『カタブツなチャンミンがなかなかのスピード感だな！』
『おーい、デートの邪魔をしちゃ可哀想だろう』
『で、デートじゃないっすよ！』
『男女2人でバーで飲むなんて、デート以外のなにものでもないだろーがぁ！』
『そうだよなぁ！しかも、しっかりお着替えも済ませちゃってるし〜』
『男が女に服を贈るのは、その先に脱がそうとする下心があるってことだぞー？』
『きゃーー！チャンミナ、大人〜！！』
『バッ…！！』
『お〜！チャンミンもそんなお年頃かぁ〜』
『ち、ちがっ…！！雨で服が濡れたのと！これはっ、日頃の働きに対するボーナスで…！』
『まぁまぁ、正直になれよ、チャンミン！』
ポンポンと飛び交う流暢な韓国語に
私は目が丸くなったまま、その様子をただただ、傍観していた。
…こ、怖くはないけど、迫力がハンパない…
いつも冷静なチャンミンさんがスジュの面々に囲まれるとタジタジになっているのがつい、もの珍しくて
こんな様子を見ることが結構面白くなってきた。
(日本では決して見られない姿だ…)
すると、それまではひたすら韓国語だった世界で
「デートじゃないなら俺たち一緒してもいい？」
キュヒョンさんが私に向かって、日本語で話しかけてきた。
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ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*) ようやく、告白(？)出来ましたね〜。さて、チャンミンはどう出るでしょうか！！ (2021年3月3日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさんいつもいつもお話を､ありがとうございます！お話の展開が楽しくなって来ましたね！もう毎回☆×10を､つけたいです♪ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 更新に時間がかかって、ものすごくもったいぶった感が強くなってしまいました…^_^; (2021年1月26日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - いつもお話ありがとうです。特別情報ってなんだ？気になって眠れなーい (2021年1月23日 2時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2021年1月8日 23時
