ドレスアップ…CM ページ18
♫
俺は俺で適当にスーツに目を通していたが
最終的にオーナーおすすめのスーツがなんとなくしっくりくる気がして
ほぼ、それで決まりかけていた。
あいつの試着室を沢山の箱を持って行ったり来たりするオーナー。
トータルコーディネートをお願いしてあるから
靴やらバッグやらの小物だろう。
その片手間に
『チャンミンさん！シャツはそっちでネクタイはこれが良いと思いますよ』
俺の様子も見たオーナーが
俺のコーディネートもすすめていく。
『あ……はい』
思わず素直に返事をして
俺はもう一つの試着室に入り、着替えを済ませた。
…うん。やっぱりヌナの腕は確かだ。
納得して試着室を出たところで
ちょうどあいつの試着室から出てきたオーナーと目があった。
『後はメイクすればOKですよ！とっても可愛いですから、期待してくださいね！！』
楽しそうにそう言って、
また何やら大きなバッグを持って試着室へと入って行った。
………まぁ、元はそんなに悪くないから、それなりに可愛くはなるだろう…
そんなことを思って
店内にある大きなソファに腰をかけた。
携帯に目をやると
何やら着信を知らせるランプが点滅している。
確認するとそれはメールで
�爐匹海砲い襪鵑世茵繊�！
今晩、飲みにいかね？？��
相手は親友だった。
�犧Ｆ�は無理��
簡単にそれだけ返信する。
長くなると突っ込まれどころが増えて面倒だ。
�爐擦辰�くヒョンたちが奢ってくれるって話だったのにな〜！
残念！俺だけ奢られてくるわ！！��
『おん？？？なんだと？？』
素直に声が出たけれど
俺の今日のミッションはそこじゃない。
親友に最後の挨拶を返そうとしたその時だった。
試着室室のドアが開き、
『出来ましたよ〜！！チャンミンさん！！』
元気なオーナーの声が聞こえて、
その後ろから俯きがちにあいつが歩いてきた。
「……………」
その姿に
一瞬、声が出なかった。
濃紺のワンピース。
ミニスカートで、
オーバースカートからのぞく足が白い。
髪の毛はただのセミロングだったのに
肩のあたりで軽やかにカールして、そして
うっすらと
とてもナチュラルに仕上げられたメイクに
リップのピンクが妙に華やかに見える。
それは
想像以上だった。
♫
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ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*) ようやく、告白(？)出来ましたね〜。さて、チャンミンはどう出るでしょうか！！ (2021年3月3日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさんいつもいつもお話を､ありがとうございます！お話の展開が楽しくなって来ましたね！もう毎回☆×10を､つけたいです♪ (2021年2月28日 17時) (レス) id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 更新に時間がかかって、ものすごくもったいぶった感が強くなってしまいました…^_^; (2021年1月26日 19時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - いつもお話ありがとうです。特別情報ってなんだ？気になって眠れなーい (2021年1月23日 2時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2021年1月8日 23時
