ご褒美11 ページ25
★★★
真剣に実家に連れて行こうと思ってくれるユノくんに
どう、説明したら良いだろう。
近所に住んでて、ユノくんに会いに行くついでに顔を合わせて挨拶する、くらいなら全然気軽なんだけど
�爐錣兇錣境甦攅颪慍颪い帽圓�、と言うシチュエーションがすでに特別に思えて仕方ない。
私の中では結婚の挨拶に行くぐらいのイメージなんだけど…
おそらく、ユノくんはそこまで深く考えてはいないはず。
私の考えすぎなのはよく分かってるけど、
今までこんなことが無かったら経験不足だし、やっぱり緊張するし…。
しかも、今までのユノくんの彼女さんって、皆モデルさんのようにスタイル良くて美人さんばかりだと聞いてるのに
私、こんなだし、しかも4歳も年上だし…。
あ、だめだ。そこは考えちゃダメ。
そんな私を好きだとユノくんは言ってくれてるんだから、そこで落ち込んじゃだめ…！
だけど…
周りはどう見るか分からないし……。
韓国には行ってみたいけど…
ご家族に会うのはもう少し…あとがいいなぁ…
そんな風に思って。
きちんとユノくんに伝えなきゃ、と、
顔を上げてユノくんを見た。
ユノくんは心配そうに私を見ていて
その瞳に、困らせてしまった事を申し訳なく思いながら、ゆっくりと言葉を繋いだ。
「…あのね。
私の考え方が固いんだとは思うんだけど…
ユノくんがデートのお迎えとか帰りとかにうちの家族に会って挨拶をするのと、
私が韓国まで行ってご両親に挨拶するのとでは温度感が違うと言うか…」
「………温度感？」
ユノくんが首をかしげる。
「…うん。
改まって行く、と言うシチュエーションがね、すごく特別に感じると言うか…その……」
真っ直ぐユノくんには真っ直ぐ言わないと伝わらない…かな？
「えっとね…
私にとっては、結婚の挨拶に行くぐらいのシチュエーションに感じるの！
だから！韓国には行ってみたいけど、ご両親に会うのはまだちょっと無理…！！かと……」
意を決して伝えてみた。
ユノくんは目を丸くする。
なんか…付き合いたてで結婚とかいうキーワードを口にするのがなんだか重たくて嫌だったけど
(周りがどんどん結婚していくから尚更すごく現実的で)
でも、はっきり言わないと伝わらないよね。
真っ直ぐユノくんを見ていると
ユノくんはやや暫く眉間にしわを寄せて何かを考え込んでいた。
……やっぱり重かったよね……
心の中が落ち着かなくなってきたその時だった。
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 見切り発射です！(定番の)(笑) (2020年8月8日 16時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - おひさしぶりぃね！待ってましたよ、ドキドキ、キュンキュンだわ (2020年8月8日 13時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます(*^^*) 必死にスケジュール作成中です！！ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - ゆうのさん、ありがとうございます。わくわく・・強行軍？楽しみです。 (2020年8月2日 16時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 見切り発車です…^_^; (2020年8月2日 11時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月26日 9時
