ご褒美6 ページ20
★★★
「のど、渇いたね！」
そう言ってユノくんがグラスを持ってきてくれて、
買ってきたカクテルを分けて注いでくれた。
「改めまして、お疲れ様でした！」
「お疲れ様です！」
グラスを軽く合わせる。
「チャミくん…ケーキ食べたかな」
「チャンミンってあんまりケーキとか食べないからなぁ…。
でもソヒョナの好みで買ったから、少なくともソヒョナには食べてもらえてると思う！」
「ふふっ。きっと、あーーんとかしてもらって食べてるよ！」
「あーー、普段が禁欲的だから最高に甘えてるかも！！」
「甘えるチャミくん……。
うわ〜〜想像できない！」
脳裏に思い浮かべようとしても
でもいつものユノくんに突っ込みを入れるチャミくんしか思い浮かばなくて。
「…僕も出来ない…。
僕はしょっちゅうチャンミンにAさんに甘えるな！って言われてるのに…」
そう言って何気に口先が尖るのが…
すでに甘えてるよね……。
面白いなぁ。
大男で、かっこよくて、男前なのに
……なのに可愛い。
チャミくんの言ってた人たらし、ってこういうところを言うんだろうな。
「ソヒョンちゃん、しっかりしてそうだから安心だね」
「ん？うん、そうだね。
チャンミンに言われたから…って、ずっとおとなしく韓国で待ってる、って凄いよね」
「…本当だね」
彼女には格好良いところを見せたい、なんて
それも本心だろう。けど…
「今回向こうの友達にも話を聞いたけど
ソヒョナもちゃんとチャンミンの帰りを待ってたらしいよ」
「…そうなんだ」
「誘われても一切のらないし、ちゃんと大切な人がいるから、って言い切ってるらしい」
「………」
2人とも若いのに…凄いな。
つい、考え込んでしまっていたら
「あっ…！僕も！僕だってちゃんと待てますからね？！いざという時は！！」
ユノくんが、身体ごと私を向いて真剣な表情でそう言った。
「え？」
「僕だって待てと言われれば待てますよ？！待ちたくはないけど！」
「ええ？私が待たせる側なの？」
まさかの？？
「そりゃそうです！僕がAさんを待たせる事はないですから！！」
目が点の私に向かって
とても必死な瞳でそう言ってくれるから
嬉しいやら、恥ずかしいやら。
可笑しいやら、で、笑みがこぼれる。
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 見切り発射です！(定番の)(笑) (2020年8月8日 16時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - おひさしぶりぃね！待ってましたよ、ドキドキ、キュンキュンだわ (2020年8月8日 13時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます(*^^*) 必死にスケジュール作成中です！！ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - ゆうのさん、ありがとうございます。わくわく・・強行軍？楽しみです。 (2020年8月2日 16時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 見切り発車です…^_^; (2020年8月2日 11時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月26日 9時
