ご褒美5 ページ19
★★★
…ごめんね。
ユノくんがしっかり日本で生活するために、と韓国語を使わずに生活してくれているのを良いことに
私は全く韓国語がわからなくても生活できている。
でも
やっぱりユノくんの国の言葉も覚えたいから
ユノくんが母国語で話す言葉をわかりたいから
今はゆっくり佳奈に教えてもらってるところなの。
まだまだだし、恥ずかしいからまだ内緒だけどね。
日常会話くらい出来るようになったら…
その時はいきなり話しかけるから待ってて欲しい。
そうしたら
ソヒョンちゃんとも女子トークが出来るかな。
ユノくんの温もりに包まれて
そんなことを考えていた。
「ソヒョンちゃん、可愛かったね…！」
私の言葉に
「…うん。……良い子で良かった…」
安心したように息を吐くユノくん。
お兄ちゃんは心配だったんだね。
「チャミくんの好きになる子だもん。良い子に決まってるよ〜！」
「…うん……そうは思ってもさ、やっぱり心配なんだよ」
「ええ？」
「ずっと離れてるわけだし、チャンミンはあんなにストイックに女の子との交流を一切絶ってひたすら勉強してるけどさ、
彼女がチャンミンがいないのを良いことに遊びまくってたらどうしよう、とか」
真面目な声色でそう言うユノくんが
ちょっと面白い。
「…お兄ちゃんは心配性だなぁ」
微笑ましくて、つい頬が緩む。
すると、ユノくんが私の肩をがっしりと掴んでその身を引き剥がされた。
「Aさん！笑い事ではないからね？！
あんなに頑張ってるチャンミンをちゃんとわかってくれる彼女じゃないと、僕、認められないから！
って思ってたんだから！！」
至極真剣なユノくんが、ドアップでまくし立てる。
「だからソヒョンと連絡取った時に、まず第一印象で良い子そうだ、って思えて嬉しくて、
で、今回会った時にも可愛くて良い子だな、って思えたから、ほんとーーに良かったよ！」
その姿は
弟溺愛のお兄ちゃん。
「ふふっ……」
やっぱり可愛くて仕方ない。
「…なんで笑うの〜」
ユノくんが膨れる。
「ごめんごめん。ユノくんの心配はわかるよ！
本当にチャミくんは一生懸命だもんね。
私だって心配だし応援したいもん！」
私の言葉に
「でしょ？頑張り屋さんだからね！チャンミンは！」
ニッコリ笑うお兄ちゃん。
本当に
なんて情の深い人なんだろう…。
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 見切り発射です！(定番の)(笑) (2020年8月8日 16時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - おひさしぶりぃね！待ってましたよ、ドキドキ、キュンキュンだわ (2020年8月8日 13時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます(*^^*) 必死にスケジュール作成中です！！ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - ゆうのさん、ありがとうございます。わくわく・・強行軍？楽しみです。 (2020年8月2日 16時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 見切り発車です…^_^; (2020年8月2日 11時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月26日 9時
