弟くんサプライズ28 ページ13
★★★
「…今日は本当にありがとうございました」
チャミくんがそう言って深々と頭を下げる。
「僕たちも楽しかった！準備もミッションも！
ソヒョナにも会えたしね！」
「私も！楽しかったよ！
ソヒョンちゃん、また会おうね！」
「あ、りがとうごじゃいました！また、あい…ましょうね！ユノオッパ！Aオンニ！」
ソヒョンちゃんも日本語で返してくれる。
そうして、再会を約束して、ユノくんと私はホテルを後にした。
「あ！チャンミナ！
部屋に入ったらまず冷蔵庫確認してね〜！」
ユノくんが思い出したように叫ぶ。
チャミくんは少し不思議そうな表情になりながらも、フロントへと進んでいった。
「あ、そっか！ケーキだね！」
「うん。仕込んでもらったからね、ホテルの人に」
そう。小さめのバースデーケーキを準備してもらっていたんだ。
「喜んでくれると良いね！」
「うん！多分絶対喜ぶ！！」
満面の笑みのユノくんが可愛い。
「歩いてきちゃったけど、車お店だよね？」
「うん。取りに戻らなくちゃ。ごめんね？車だとあっという間に着いちゃうからつい、歩きたくて…」
「ううん。僕も軽く酔い覚ましに歩きたかったからちょうど良かった！」
「私、車取ってくるからユノくん待っててくれて良いよ？」
私がそう言って急ごうと踏み出した時、ぐいっ、と腕を取られた。
「またそう言う男らしい事を…！
僕も行きますよ、もちろん」
「…あ、うん」
「僕だって少しでもAさんといられる方が良いんだからね！」
そう言って、私の左手を掴んでコートのポケットに入れてくれた。
「…うん。ありがとう」
その温もりがとても幸せだなぁ、と感じる。
車に戻って、2人で乗り込んだ。
いつものデートなら、日曜日のこの時間、明日のことを考えて夕食後は速やかに解散、もしくはユノくんを寮に送るんだけど
今日は…
今日はね、
チャミくんの誕生日を祝うために色々としてきたから、ユノくんとの時間が足りてない…。
もう少し…
もう少し、話をしていたい。
もう少し…
もう少し側にいたいな……
そんなことを思っていたら
「……Aさん」
ユノくんに名前を呼ばれた。
「…はい？」
返事をしてユノくんを見ると。
「……今日、あんまり喋ってないです」
「…あ、うん」
「…いつもなら寮に送ってもらうところですけど」
「……うん」
「…今日、お泊まり出来ないですか？」
「………え、」
★★★
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ゆうの(プロフ) - YUNのさん» 見切り発射です！(定番の)(笑) (2020年8月8日 16時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの - おひさしぶりぃね！待ってましたよ、ドキドキ、キュンキュンだわ (2020年8月8日 13時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます(*^^*) 必死にスケジュール作成中です！！ (2020年8月4日 8時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - ゆうのさん、ありがとうございます。わくわく・・強行軍？楽しみです。 (2020年8月2日 16時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 見切り発車です…^_^; (2020年8月2日 11時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月26日 9時
