2人の距離 ページ6
☆☆☆
監督のサプライズにただただ、開いた口が塞がらない。
皆と映画の話で盛り上がる中、
ふと気がつくと、ユノとボアちゃんがじゃれあっているのが目に入った。
「大体、ユノヤはもともと私を軽んじているところがあるからね！」
「そ、そんなことないじゃん！
特に日本においてはボアの方が大先輩なんだし、ちゃんとリスペクトしてるし！」
「どうかなぁ？！口先だけならなんとでも言えるからなぁ」
「そう言うボアだって、他の皆と僕じゃ扱いが全然違うじゃん！」
「あったり前じゃん！私に意見するのはユノヤくらいだもん！！」
弟たちには後輩の女性グループもいるから
女性とのやりとりはこれまでも見てきたけど
練習生時代からの長い付き合いだと言うボアちゃんとユノはちょっと違っている。
女性アイドルとはある程度の距離感を保つ弟たち。
でも、ユノとボアちゃんとの距離間はゼロに近い。
それはまるで仲間というか、同志というか、
そんな風にも見えて、男女のそれとは違う気はするけど…
「そりゃそうだろ。誰も怖くて口出せないよ」
「はぁ？！！こんなに優しくて美しい先輩相手になに言ってんの？」
「その形容詞はよくわからないけど、なんせボアは大っ！！先輩だから〜」
「そこに力入れないでくれる！？」
楽しそうに言い合う2人は
とても仲睦まじく見える。
「ん？ヌナ？」
私がボアちゃんとユノのやりとりに気がむいたのをジェジュンが気づいた。
「あ、いや。相変わらずパワフルで、見ていて気持ち良いなぁと思って…！ボアちゃん！」
「ははっ！そうだね！パワフルだよね〜ボアは」
「と言うか、韓国女子が元気なの？！ボアちゃんが特別なの？！」
私の質問に
「あー、まぁ、お国柄はあるかもね〜」
ユチョンが面白そうに笑った。
「基本的に気が強い、とは言われてるよね〜！韓国女性は」
「そうなの？」
「うん。言いたいこと言うしね、向こうの女の子は」
「そう考えると日本人の女の子はおとなしいよね〜」
「ヤマトナデシコ、って言うんだっけ？」
「そんな言葉も知ってるの？」
「勉強してるから〜！」
そんな話で盛り上がっていると、誰かの携帯が鳴るのが聞こえて
音のする方へ視線を向けると、それはユノで、
カンさんからのお迎え連絡だった。
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ゆうの(プロフ) - のこさん» ユーミン世代ではありますが、知らなかったっす！ (2020年7月31日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - 廉さんの話が出るといつも星空のクライマーを思い出します… (2020年7月30日 21時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» いつもありがとうございます(*^^*) そろそろ、大波が来ますしね… (2020年4月18日 18時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 新章ありがとうです♪そっか〜こちらも動き始めますか♪どう動いて行くのか楽しみです (2020年4月16日 23時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» あちらが少し落ち着いたので、こちらも少しずつ……(￣ー￣) (2020年4月16日 14時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月16日 9時
