敵わない ページ49
♫
2人の口撃から逃げるようにキッチンにミネラルウォーターを取りに行って
リビングに戻ろうとした時、
風呂掃除を済ませてリビングに戻ったあいつが
ヒョンとヌナがソファで仲よさそうにしているのを見て止まっていたのが見えた。
その背中はなんだかとても寂しそうに見えて。
なんとか空気を変えたくて
背後から
持っていたミネラルウォーターをほっぺたにペタリとつけてやった。
そしたら
ヌナと2人して色気も何もない悲鳴を上げたからつい、からかったら
何故か矛先が俺に向かってきて
理想が高いだの言われ始めた。
から、思いっきり口が開いた。
「はっ？！」
またその話になる？！
いい加減そこから離れてもらえませんかね？！
別に俺はそこまで理想を追ってはいないですから！！
と、1人心の中で焦っていたら
「ほーお。
チャンミン�爐廊疝�想が高いのね。
じゃあ、ユノは理想が低いわけね。なるほど〜〜」
ヌナが何やら呟き始めた。
「え？」
ヒョン。
目を丸くしている場合ではないですよ。
俺の理想�爐廊畊發ぁ�
＝ヒョンの理想は低い。
＝ヒョンの彼女のレベルが低い。
＝それはヌナのこと、となるわけで。
「…んん？？」
イマイチわかっていないヒョンの横を
「さあーーて、さして理想の高くないユノさんの彼女であるワタクシは、
コーヒーのおかわりでも入れてこようかなぁ」
あからさまにそんな言い方をしてヌナが立ち上がり、キッチンに向かってきた。
そこまではっきり言われたことでようやく気がついたヒョンが
「え？え？玲子さん？！
そ、そんなつもりじゃないからねーー！」
慌ててヌナの後を追う。
カップを持ったヌナは
俺とすれ違う時ウインクをしていった。
全く。
ヌナには敵わない。
背後のキッチンでは
コーヒーの準備をするヌナの周りで
でかい大型犬が尻尾を振ってまとわりついているのが見えた。
「僕の理想が低いわけじゃないからね！
玲子さんは最高の彼女だからね！
ほら、僕韓国人だから日本語まだまだなんだから、真剣に取らないでよ？！
大目にみてね？！」
「……ぷっ」
俺の隣で
その様子を見ていたこいつが吹き出した。
♫
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 357人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» 私もです！本当に良いんだか悪いんだか…^_^; でも、仕方ないです。イケメンはイケメンですから！ (2019年1月13日 10時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - take1011さん» 東方神起を知ってしまうとハードル高すぎて困りますね〜^_^; 五月みどりさんご存じない世代なんですね？！これを機に是非お使いくださいませ。 (2019年1月13日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 母が五月みどり年代ですね〜。私はちびまる子ちゃんに近いです。(*^^*) (2019年1月13日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 私のイケメン基準は『ユノ』ですよ〜♪いいんだか…悪いんだか…(￣▽￣;) (2019年1月12日 19時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
take1011(プロフ) - こんばんは！……さつきみどりさん……知らなかった〜目からウロコでした。美人好き。ワタクシ、どんなイケメンを見ても、東方神起二人より上のイケメンは、いない！と、思っちょります！ (2019年1月12日 18時) (レス) id: bb25b61e16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年6月9日 13時
