目覚め ページ20
♫
若干の頭痛を感じながら
少しずつ覚醒する意識。
…….なんだかいつもと匂いが違う……
そんな風に感じながらゆっくり瞳を開く。
すると
見たこともない天井が目に飛びこんできた。
「………あれ？」
こんな光景は
前にも見たことがあるような……？？
そんな風に思いながらゆっくりと身体を起こす。
と、同時に
「くおらーーっ！居候の分際でいつまで寝てる気だーーー！！」
大声の男がドアから転がり込んで来たから
「ギャーーーーーーーッ！！」
心底驚いて悲鳴が上がった。
慌てて、かかっていた毛布を胸元で握りしめる。
「…初日だからと大目に見てやっていたが…
それにしたってすでに太陽は真上まできてるんだぞ？！いつまで寝てる気だ！！
俺たちはすでに朝ごはんも食べ終わって、これから昼メシ食おうという時間だぞ？！」
目の前でまくし立てる男。
シム・チャンミンを目の当たりにして
昨日の諸々が走馬灯のように頭の中を駆け巡り
と、同時に一気に恥ずかしさで全身が真っ赤になった。
「ごっ……こめんなさいーーーー！！！」
慌てて飛び起きて、チャンミンさんの横を通り抜けて部屋を出た。
けど、初めての家で何が何やらわからない。
キョロキョロしていると頭上からガシッ…と頭を掴まれて、くいっと右へ曲げられた。
「リビングはあっち」
頭を離されると同時に言われた方向の廊下をダッシュする。
突き当たりのガラスドアを開けると
そこはたしかに昨夜の記憶に残る唯一の部屋だった。
「あ、おはよ〜〜！由乃ちゃん！」
アイドル笑顔のユノさんが
昨日と同じように右手側のソファに座って私を見る。
うわあ、やっぱ東方神起…！
「おおおおはようございます！
あ、あの、玲子さんは？！」
ユノさんは、ニッコリ笑ってリビングと反対側を指差した。
と、同時にまた、背後に現れたチャンミンさんに頭を掴まれ、今度は左へと回される。
キッチンに立つ玲子さんが目に入った。
「あ、おはよ〜〜！由乃ちゃん！
しっかり眠れたみたいだね〜〜！良かった良かった！」
玲子さんは、大きな鍋からちょうどパスタを茹で上げたところ。
「す、すみません、すっかり寝坊してしまって！
て、手伝います！！」
慌ててキッチンへ向かおうとする私の頭を
ガシッ…と、
また、チャンミンさんの大きな手が掴んだ。
♫
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» 私もです！本当に良いんだか悪いんだか…^_^; でも、仕方ないです。イケメンはイケメンですから！ (2019年1月13日 10時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - take1011さん» 東方神起を知ってしまうとハードル高すぎて困りますね〜^_^; 五月みどりさんご存じない世代なんですね？！これを機に是非お使いくださいませ。 (2019年1月13日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 母が五月みどり年代ですね〜。私はちびまる子ちゃんに近いです。(*^^*) (2019年1月13日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 私のイケメン基準は『ユノ』ですよ〜♪いいんだか…悪いんだか…(￣▽￣;) (2019年1月12日 19時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
take1011(プロフ) - こんばんは！……さつきみどりさん……知らなかった〜目からウロコでした。美人好き。ワタクシ、どんなイケメンを見ても、東方神起二人より上のイケメンは、いない！と、思っちょります！ (2019年1月12日 18時) (レス) id: bb25b61e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年6月9日 13時
