送り続ける ページ38
☆☆☆
責任感の強いリーダーのユノくんが
誰より一番つらいところだろう。
だから、あまり余計なことは言いたくなかった。
仕事に繋がることはなるべく避けて、
私の目に映る世界をメールで送っていた。
返事も返してくれなくて構わないような文面で。
怪我の状況を把握して看護してくれる人も、
サポートしてくれる人も、
きっと側にはたくさん居るだろうから
あえて私は、
素知らぬふりをして過ごすことにした。
《ロールケーキ作ってみたよ。巻きはちょっと失敗だけど味はOK!》
《街中でこんな看板見つけました。読める？》
ユノくんの状況については私が聞かなくても、
メンバーの誰かが教えてくれる。
今はすっかりユノくんと別行動の増えた4人の状況もメールしてくれて、
4人の頑張りと、
早くユノくんが戻ってこれるように祈るような気持ちでいることと、
戻れる場所をしっかり守ろうとしていることを
痛いくらいに感じる。
そんな彼らのメールに、
撮影の合間をぬって
私もなるべくマメに返信した。
少しだけ、のどかな毎日が戻ってきていた。
そんなある日のチャンミンからのメール。
《8月の初めに購入者イベントがあって、ユノヒョンも日本に行きますよ！》
(そうなんだ！)
5人一緒の仕事と聞いて、なんだかとても嬉しくなった。
ユノくんにとっても良いことだよね？
でも、
まだユノくんからの返信は一切無いから
私は変わらず
日記のようなメールをユノくんに送っていた。
☆☆☆
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ゆうの(プロフ) - harukaさん» (笑)そんな事を全く気にしない大らかな【私】と言うことで…。コメント、ありがとうございますm(__)m (2014年6月11日 12時) (
レス) id: 02736c93be (このIDを非表示/違反報告)
haruka(プロフ) - チャミナ、【私】は保護者ですか？(笑) (2014年6月11日 12時) (レス) id: d7583bc94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 16時
