カレー…YN ページ25
☆☆☆
「今、家なんですね。
僕たち、今テレビ局での仕事が終わった所なんですけど…」
『お疲れ様〜！』
周りで「早く本題に入れ！」とジェスチャーが入る。わーかってる！！
「それであの……
Aさんの都合が良ければ、夕食を一緒にどうですか…？」
『えっ！！
誘ってくれるの？！
うれしーーなーーっ！』
お、好感触？
『…でも…うーーん…
今ちょうど夕食作っちゃったとこなんだよね〜』
「あ…そうだったんだ…」
タイミング悪…と思った瞬間
「夕食なんですかーー？！」
俺の耳元で叫ぶチャンミン。
『えっ、えっ？今の誰？？』
「チャンミンでーーす！」
『ははっ。皆いるの？楽屋？』
「がっくやでーす！」
『作ったのはカレーだよーー』
いつの間にか電話はスピーカーに切り替わってた。
「おおーー！カレー！！」
「いーなー！カレー！」
「ぼっくカレー大好きーー！」
「最近食べてなーーーい！カレー！」
「おっ、おい！俺の電話ーーっ！」
俺の電話は完璧に俺の手元から旅立った…。
「ヌナが作ったカレーってどんなの？」
「何カレーっすか？」
「日本のカレーって美味しいんだよね〜」
「最近カレーたべてないっよねー」
「おーいっ！」
帰ることなく、4人の間を行ったりきたりしてる。
会話は相変わらずスピーカーで…。
『………カレー……食べる……？』
何かに観念したようなAさんの一言を
待ってましたとばかりの…
「食べたーーーーいっ！！」
大合唱。
『言っておくけどフツーーのカレーだよ？』
「フツーのカレー大好きーー！」
4人がハモった…。
「ちょっ！お前らー！」
『…えと。
出来たとこだからいつでもいいけど…？』
「わーーーーい！」又、ハモる。
『あ、じゃあ、マネさんに代わって？
うちの場所教えるから』
結局、俺の携帯は皆の手を流れ流れて、最終的にはカンさんの手に渡り、戻ってきた時には無言だった……。
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ゆうの(プロフ) - harukaさん» (笑)そんな事を全く気にしない大らかな【私】と言うことで…。コメント、ありがとうございますm(__)m (2014年6月11日 12時) (
レス) id: 02736c93be (このIDを非表示/違反報告)
haruka(プロフ) - チャミナ、【私】は保護者ですか？(笑) (2014年6月11日 12時) (レス) id: d7583bc94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 16時
