初めての電話…YN ページ24
☆☆☆
ライブツアーの合間、
残すところ新潟と東京の2箇所という時期に、
俺たちは東京での仕事をこなしていた。
仕事が夕方で終わり、楽屋に着くなり夕食をどうするかを皆で考えていた。
そういえば、
以前こうやって夕食を何にしようかと考えていた時に
仕事帰りのAさんに会ってご馳走になったんだっけ…。
なんて、1人ぼーーっとしてた俺に、
「ねっ！！ヒョン！！」
と満面の笑みのチャンミンのどアップが。
「お、わっ⁈ なっ、なにっ⁈」
「あーー…やっぱ聞いてないっすね〜」
ユチョンが背後でニヤニヤしていた。
「あー、ごめん。
考え事してた。」
頭をぽりぽり掻いた俺。
「だからぁ！
夕食食べるのに、Aさんを誘いたい！！って話！」
「え？」
「ユノ、電話番号交換したんでしょ？誘ってみてよ」
ジェジュンが電話をかけるジェスチャーをする。
「…それはいいけど…
でも、今って映画のロケ入ってるって言ってなかったっけ？」
ライブの招待を計画した時にそんなお断りが入ったような…。
「聞いてみなっきゃわからないよ！ダメならあっきらめるしぃ！」
ジュンスが俺に携帯をよこす。
「んじゃあ…まぁ…試しにしてみるけど…」
番号を交換してほぼ一月。
実は初めて電話をする。
なんとなく緊張。皆も緊張。
……暫くの呼び出し音。
ダメかな…？と思った瞬間に繋がった！
「もっもしもし？」
慌てたせいか、思わず声がうわずった。
『あっ、はー…あっ！…うわっ！
……おわああああぁっ！！』
「えっ？えっ？あのっ？！
Aさんっ⁈Aさーーーんっ！」
『………』
何事だ？と皆、携帯に釘付けになる。
『…はうっ。あっ。ごっ…すみませんっ。
えっと…あの…』
「だっ、大丈夫ですか？！」
『だっ、大丈夫です、はい……うっ』
…本当に大丈夫なのか？
「あの……ユノ…なんですけど…」
『えっ？！ああっ？！ユノくんっ？！どうしてっ？！
あっ、番号交換してたっけ！』
「はい、あの…。
今、大丈夫ですか？電話」
『あ、うん。今家だから大丈夫だよ〜。
どうしたの？本当に電話もらえると思ってなかったから嬉しいけど！』
…いつものAさんに戻ってる…
さっきのは…なんだったんだろう……？
☆☆☆
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ゆうの(プロフ) - harukaさん» (笑)そんな事を全く気にしない大らかな【私】と言うことで…。コメント、ありがとうございますm(__)m (2014年6月11日 12時) (
レス) id: 02736c93be (このIDを非表示/違反報告)
haruka(プロフ) - チャミナ、【私】は保護者ですか？(笑) (2014年6月11日 12時) (レス) id: d7583bc94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 16時
