神席 ページ14
☆☆☆
…何故か…
今、私は東方神起初ライブの打ち上げに参加している…。
ここは、ちょっと高級な海鮮居酒屋。の個室。
東方神起の5人と、マネージャーさん。スタッフやダンサーさん。
総勢30名くらいが6つのテーブルに分散して座っている。
私は一応遠慮して、奥の隅っこの方にこっそり座ろうと思っていたのに…
「何やってんのっ⁈ヌナはここでしょっ⁈」
と、半ば怒られながらチャンミンとジュンスくんに両脇を固められて座ることに…。
「…………」
目の前には、ユチョンくん、ジェジュンくん、ユノくん…。
…これって…思いっきりスペシャルな、いわゆる『神席』ってやつだよね…？
でも…
今の私にはある意味拷問席かも……。
だって…
スタッフの女性たちの視線が痛いよ……。
そんな私のおののきには一切構わず、
(当たり前だよね)
「日本での初のライブツアー、初日が無事に終わりましたー！
皆さん、お疲れさまでした！
これから先もよろしくお願いしまーす！
カンパーイ！」
さすが、リーダー！
ユノくんのしっかりとした音頭で打ち上げが始まった。
(あああっ…。私は今日、ライブを観にきただけのいちファンなのにぃ…)
冷や汗しか出ないんだけど…
「はいっ！カンパーイ！」ニコニコしながらグラスを合わせてくるジュンスくんとユチョンくん。
「好き嫌いはない〜？」取皿を片手にジェジュンくん。
「ジュンスヒョン！近すぎます！も少し離れて！」肩が触れそうなジュンスくんを引き離しにかかるチャンミン。
「遠慮しないで飲んで食べてくださいね。」にっこり爽やか笑顔を向けてくれるユノくん。
周りの5人が本当に嬉しそうにしてくれているから…
うん。
この居心地の悪さも我慢することにしよう。
せっかくの彼らの門出だ。
彼らの初めての、
その場にいることができた幸運と、
ライブの成功に感謝して。
☆☆☆
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ゆうの(プロフ) - harukaさん» (笑)そんな事を全く気にしない大らかな【私】と言うことで…。コメント、ありがとうございますm(__)m (2014年6月11日 12時) (
レス) id: 02736c93be (このIDを非表示/違反報告)
haruka(プロフ) - チャミナ、【私】は保護者ですか？(笑) (2014年6月11日 12時) (レス) id: d7583bc94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年6月5日 16時
