ヤキモチ…CM ページ28
♫
ヌナがキッチンに向かったから直ぐに後を追った。
今までずっとヒョンもあいつも一緒だったから
事の次第も何も聞いていないし、言っていない。
最近は俺がいる時にヒョンはキッチンにやって来ないからちょうど良いし。
話をしたかったのはヌナも同じだったようで
「…びっくりしたよ。カンさんから連絡あった時は」
俺がキッチンに入って直ぐに、開口一番そう言った。
キッチンは対面になっているけど
距離はあるから会話が聞かれる心配はない。
「…ごめんなさい。
引き止める術がなくて……とりあえずカンさんに連絡、と思って」
「ああ、連絡もらった事は全然構わないよ。
びっくりしたのは、チャンミンがあの公園で由乃ちゃんと再会した事だよ」
ヌナはテキパキと動きながら俺と会話を続ける。
「時間もないから冷凍で悪いけど、カレーで良い？」
「カレーが嫌になる事はあり得ません！」
被せ気味で答えた。
「ふふっ。了解。
じゃあ、サラダ作ろうかな。あ、お湯が沸くからチャンミン、お茶入れて持って行ってくれる？」
「わかりました」
俺は勝手知ったるヌナのキッチンで、気に入りの茶葉を準備して紅茶を入れた。
最近のヌナは紅茶がマイブームらしい。
目の前には
なにやら楽しそうに会話が弾むヒョンとあいつ。
頬を赤らめたりして…凄く嬉しそうじゃん。
……ユノペンだもんな。
それにしても
もともと人との間に垣根を作らないヒョンだけど
いつも以上にフレンドリーな気がする。
「…何か感じるものがあるのかもね」
隣のヌナが
同じように視線を2人に向けていた。
「…ヌナもそう思う？」
「…うん。なんかね。変に力が入ってない感じ。
記憶には無くても…何か感じてるのかもなぁ…って。
もともと入れ替わっちゃうくらいなんと無く波長が合うんだろうし」
…確かに。
元々が近いのかもしれない…。
「だからやきもち妬かないんだよ？チャンミン！」
「…なっ…！？やっ…？！」
「はいはい、紅茶出過ぎちゃうからいい加減出してあげて！」
反論する余裕を与えられず、カップののったトレイを渡されてキッチンを出された。
はっ？！
誰が誰にやきもち？！
どうしてこの俺がやきもち妬かなきゃならない？！
♫
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ゆうの(プロフ) - ゆきさん» レスが遅れました〜！鼻血もののシチュエーションですよね！多分白目向いて気を失うと思います。自分なら (2018年5月25日 17時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - なんて羨ましいシチュエーションなんだ！ (2018年5月18日 7時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» とても廉さんがらみで男を見せていたユノとはギャップが……^_^; でも、どっちも私が思い描くユノなんですよねぇ。 (2018年4月10日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - take1011さん» コメントありがとうございます(*^^*) ヒロイン、全然穏やかな状況ではないんですけどね^_^; ようやく、あの公園で途方に暮れていた理由が判明します！ (2018年4月10日 10時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - あな空の時よりもだいぶ幼児退行してるな…ユノ…可愛いけど (2018年4月10日 10時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2018年3月22日 9時
