逆だったら… ページ32
♬
「おはよう〜〜！！」
丁度食後のコーヒーを飲もうとしていた時にカンさんが現れた。
「お、ぐったいみん〜〜！！
チャンミン、俺のもある？」
カンさんの言葉と同時に目の前に出されるカンさんのコーヒー。
「おっ！さっすがチャンミン！」
ソツのないチャンミンの行動にしみじみ感心していた。
…もし、入れ替わったのがユノさんじゃなくてチャンミンだったら…
「いやぁ〜〜、入れ替わったのがユノじゃなくてチャンミンだったら…日常生活がどうなってたかわからんな！」
コーヒーを飲みながら笑うカンさんを見て
私も大きく頭を振る。
同じくコーヒーを手にしていた私を見たカンさんが、ちょっとだけ目を丸くした。
「？」
「由乃ちゃんは飲めるんだ！コーヒー！」
由乃ちゃん、と言う呼称に軽く吹き出した。
「…カンさんもそう呼ぶんですね」
昨日、事情を知っている振付師の先生にはそう呼ばれていた。
「…あれは元々から、ですから」
心を読んだチャンミンにそう言われて
「えっ？！そうだったの？」
読まれたことと、事実との、両方に驚いた。
私たちの様子を見ていたカンさんは
「基本的には今まで通りに呼ばせてもらおうと思うけど、ここでは由乃ちゃんも素で良いかなと思うからさ」
そう言って笑う。
その心遣いが嬉しくて、また心の中が温かくなった。
「で、今日のスケジュールなんだけど…」
コーヒーを飲み終えたカンさんが、手帳を片手にソファに座り直した。
「今日の午後に入ってた雑誌のインタビューなんだけど…状況を考えてとりあえず三日後に変更してもらったから…」
「その事なんですけど、カンさん。
これ以上は…」
カンさんの言葉にチャンミンが口を開くから、
私は更にそれに割って入るように声を出す。
「わかりました。三日後ですね」
カンさんを見据えてそう言った私に、隣に座ったチャンミンが身体ごと向き直ったのがわかった。
「…うん。それまでに準備できるところまで頑張ろう！」
カンさんが私を見てそう言って笑う。
「ちょっ…ちょっと待ってください！」
チャンミンが慌てた声を出した。
♬
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさん、戻れて良かった(*^^*) あ、別に誰かと入れ替わってた訳ではないですもんね？？ (2017年5月1日 7時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - コッソリ…のこさん…ただいまです(￣∇￣*)ゞ (2017年4月26日 20時) (レス) id: 1ea0ac89b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かよさん» かよさん、あちこちでチラチラネタバレになってて申し訳ないです^_^; ここまでにも結構波風はあるんですけどね。とりあえずはこんな状況です！もう少ししたらヌナも出てきますよ〜！また、ちょっとややこしいお名前設定をお願いします！m(_ _)m (2017年4月26日 20時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - ゆうのさん、わー、あのヌナと辻さんですか？？なんだか素敵過ぎる二人の関係築いてるんですね。本編は、いつどうやって最愛の人になるのか、こちらも楽しみにしてます♪ (2017年4月26日 20時) (レス) id: c6ab30b119 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - …コッソリ…かえるさん、お帰りなさいm(_ _)m (2017年4月26日 18時) (レス) id: 9c0a90af40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年3月16日 12時
