真っ直ぐな瞳 ページ13
♬
シャワーを浴びる頃には少し落ち着いた。
なんとなれば
こんな経験は滅多に(ほぼ100%)出来ることではないんだから
と、自分に言い聞かせたから。
今後、きちんと自分の身体に戻れるのかどうか、
さっぱり見当がつかないけど
とりあえず、この身体の主のためにもきちんと生活しておかないと。
とは言ってもやっぱりまだ慣れないから
ささっとシャワーを浴びて着替えて寝室を出た。
寝室を出るとそこはリビングで、さっき大騒ぎしていたイケメンが落ち着いた雰囲気でソファに座っていた。
組んだ足が長くてカッコいい。
ふと、自分(？)の脚を見る。
……この人も脚が長い……。
「終わりました？行きますよ」
イケメンは
私を見ると少し頬を赤くして
おもむろに立ち上がってそう言ってジャケットを手に取った。
「はい。あなたのはこれです」
私用のジャケットも手渡してくれる。
ジャケットに手を通し、イケメンの後をついて行き、
出された靴を履いて、玄関を出た。
エレベーターに乗り込み、イケメンは地下2階のボタンを押す。
階の移動を示すLEDの数字を見つめながら
イケメンが口を開いた。
「…ヒョンについては…おいおい教えます。
とりあえず、これからは人目もあるので、男らしく堂々としていてください。
俺のことはチャンミン、もしくはチャンミナ、で。
一応実物のユノヒョンの方が年上なので、俺にはタメ口で構いません」
「……わかりまし……わかった」
「知り合いに会った時は俺がフォローに入ります。
ヒョンは誰に会ってもいつも朗らかに応対しますから基本、愛想よくしていてください」
「……わかっ……た」
…大丈夫だろうか…。
考えて見たらこの人たち有名人なんだよね…？
覚悟を決めたものの、やっぱりどこか不安で…。
「…大丈夫。やっとここまでこぎつけた…」
イケメンが真っ直ぐ前を見つめて呟いた。
「…絶対に成功させる」
並々ならぬ決意を感じる。
「俺が絶対守りますから
……俺から離れないでください」
イケメンが…
チャンミンがそう言って、真っ直ぐ私を見た。
意思の強そうなその真っ直ぐな瞳に吸い込まれそうだ。
この人に…
私と同じ名前のこの人は
こんなに真っ直ぐに見つめられて
守ってもらえるような人なんだ…。
♬
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさん、戻れて良かった(*^^*) あ、別に誰かと入れ替わってた訳ではないですもんね？？ (2017年5月1日 7時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - コッソリ…のこさん…ただいまです(￣∇￣*)ゞ (2017年4月26日 20時) (レス) id: 1ea0ac89b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かよさん» かよさん、あちこちでチラチラネタバレになってて申し訳ないです^_^; ここまでにも結構波風はあるんですけどね。とりあえずはこんな状況です！もう少ししたらヌナも出てきますよ〜！また、ちょっとややこしいお名前設定をお願いします！m(_ _)m (2017年4月26日 20時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - ゆうのさん、わー、あのヌナと辻さんですか？？なんだか素敵過ぎる二人の関係築いてるんですね。本編は、いつどうやって最愛の人になるのか、こちらも楽しみにしてます♪ (2017年4月26日 20時) (レス) id: c6ab30b119 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - …コッソリ…かえるさん、お帰りなさいm(_ _)m (2017年4月26日 18時) (レス) id: 9c0a90af40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年3月16日 12時
