韓国語 ページ40
♬
それからの数日はもう、言葉には表せないくらいの忙しさで進んでいった。
何時に起きて、いつご飯を食べて、いつ寝たのかすら記憶に留まらないくらいで
私は余計なことを考える余裕もなく
少しでも時間が空くと直ぐに睡魔に襲われて寝入ってしまうような日々だった。
雑誌のインタビューはなんとかあらかじめ質問項目の概要を聞いておく事で予習をしてクリアした。
「お二人とも、久しぶりの日本活動なのに日本語お上手ですよね〜〜」
とライターさんに感心されて内心焦った。
…そりゃそうだ。私日本人だし…
なんて心の中で申し訳なく思ったりして…。
その時、気づいてしまったんだ。
「……あのう…カンさん」
帰りのバンの中で、隣で爆睡しているチャンミンに肩を貸しながらカンさんに声をかけた。
「お？あ、寝てなかったの？」
「私……気づいたんですけど…」
「うん」
「……このままだと私……韓国語話せなきゃヤバイんですよね……？」
真っ直ぐにルームミラーに映るカンさんを見た。
「あはは〜〜、気づいちゃった…？」
かんさんは苦笑い。
「実は僕も後になって気づいたんだよね。
そうなんだよ。今は日本活動だから良いんだけど、向こうに戻ったら基本的には韓国語オンリーなんだよね…」
軽く目眩を起こしてシートにもたれた。
「…ですよねぇ…。向こうに行くのっていつ頃ですか…？」
「一応、今は歌番組の生放送2本終わるまでは日本にいるよ。その間にライブの準備して。
そのあとはちょこちょこ韓国と行ったり来たりで年末に紅白。年明けてライブの前に何回か戻る事があるかなぁ…」
「……………」
言葉のなくなった私にカンさんが申し訳なさそうな笑顔で
「…やれるだけのことはやってみよう？
どうにもならなかったら喉痛めたとか言ってマスクで対応だ！！」
半ばヤケクソのような作戦を立ててくれた。
その作戦に苦笑いで返していると
「……여기에 선생님이 있습니다…」
突然隣から声が出た。
「へっ？！お、起きてたの？！チャンミン！」
いきなりでびっくりしていたら
「ああ！そうだよな！俺でも良いけどずっと一緒のチャンミンがいるもんな！」
カンさんの声が明るくなった。
「へ？」
目覚めたチャンミンが、頭をかいて欠伸をしながら
「…ここに先生がいます…って言ったんですよぉ…」
そう言った。
♬
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさん、戻れて良かった(*^^*) あ、別に誰かと入れ替わってた訳ではないですもんね？？ (2017年5月1日 7時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - コッソリ…のこさん…ただいまです(￣∇￣*)ゞ (2017年4月26日 20時) (レス) id: 1ea0ac89b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かよさん» かよさん、あちこちでチラチラネタバレになってて申し訳ないです^_^; ここまでにも結構波風はあるんですけどね。とりあえずはこんな状況です！もう少ししたらヌナも出てきますよ〜！また、ちょっとややこしいお名前設定をお願いします！m(_ _)m (2017年4月26日 20時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - ゆうのさん、わー、あのヌナと辻さんですか？？なんだか素敵過ぎる二人の関係築いてるんですね。本編は、いつどうやって最愛の人になるのか、こちらも楽しみにしてます♪ (2017年4月26日 20時) (レス) id: c6ab30b119 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - …コッソリ…かえるさん、お帰りなさいm(_ _)m (2017年4月26日 18時) (レス) id: 9c0a90af40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年3月16日 12時
