【短編】玉子の黄身も好きだけど君も好き！4

169　俺の為に？ ページ19

A：「ごめん…シム君…
　ビールもう無いけど…
　ワインならあるよ？それで良い？」

チャミ：「何でも良いよ」

A：「飲みたいだけじゃん(笑)」


ワインとチーズケーキを持って来るA


チャミ：「何でチーズケーキ？(笑)」

A：「さっきミホちゃんが
　甘いの食べたいって買ったの」

チャミ：「他は無いのか？」

A：「あるじゃん。柿やん(笑)」

チャミ：「俺が買って来たんだろ？
　お前…なんか作って(笑)」

A：「私に言うか？(笑)」


そう言いながら
立ち上がるA

何やらキッチンでゴソゴソ始める

だいぶ時間が経って
出てきた料理は

少し焦げてるけど
Aにしては上出来な程の玉子焼き


A：「はい^^どうぞ！」

チャミ：「見た目は…まぁまぁだけど…
　人が食べれる物なのか？(笑)」

A：「良いからっ食べてっ」

チャミ：「ん…うまい…なんで？
　俺…酔ってるのか？(笑)」

A：「フフン♪練習したのっ^^」

チャミ：「なにドヤ顔してんだよっ(笑)
　たまたまだろ？まぐれだ。まぐれっ」

A：「シム君の為に練習したのに…(泣)」

チャミ：「俺の…為に？(照)」

A：「うん^^なに？嬉しいの？(笑)」

チャミ：「お前…バッカじゃねぇの？
　こう言うのは彼氏の為に練習するんだろ？(笑)」

A：「あはは…それもそうよね？^^;;」

チャミ：「まぁ…努力は認めてやる(笑)」

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