願うことしか〜TK〜 ページ7
ーーーTKsideーーー
今日は、音楽番組に出演する。
｢ねえ、拓哉、本当に私も行っていいの？｣
Aは嬉しそうに言う
｢ちゃんと、勉強しとけよ!!
お前も直ぐに来ることになるんだから。｣
俺はAの頭をグシャグシャにしながら言った
もうすぐ、Aは俺たちの元を離れていく。
仕方ない、約束していたことだから。
Aはあれから、グングン実力を伸ばしていった。
きっと、今のAならEXOで上に入れるだろう。
それくらい努力したんだ。
｢あんなに下手だったのにな…｣
俺は、メンバーと戯れるAを見ながら言う
SN｢タクヤ、さみしいの？｣
いつの間にか、シンが隣にいて…
｢…寂しくなんかないよ｣
素直に嬉しいよ。
AにはAらしくいて欲しい
SN｢俺は…心配だな…｣
シンはどこか寂しそう。
シンも分かっているんだろう。
Aが近いうちに離れていくことが。
そして、あの場所に帰っていくことが…
｢…大丈夫だよな？｣
俺も、どうしてか弱音を吐いてしまう
もう、あんなボロボロなAを見たくない
EXOペンも世間もAを忘れている。
これでAが帰ったら
また酷いバッシングを受けるのではないか？
EXOのメンバーも
Aを受け入れられなかったら？
最悪の方向を考えてしまう。
SN｢…今日、EXOもいるね。｣
そう、だからAを連れてきた。
EXOのステージを見せるために…
Aは知らないけれど
｢EXOがケロッとしてたら、俺殴っちゃうかも｣
Aを苦しめておいて、そんなこと許せない
SN｢それは俺も同じ｣
もうAは俺らにとって、かけがえのない存在になっていた…
｢もうそろそろ来るかな？｣
俺はマネージャーにAをお願いした
防音のメイクルームにいてもらう
EXO｢………失礼します｣
それだけで分かった。
みんな、疲れきっていた。
きっと、Aへの罪悪感でいっぱいなんだ…
俺には、それだけで十分だった。
｢新メンバーの子を、優しくしてあげてください｣
もうすぐ君たちの元に帰るあの子を
どうか、どうか、幸せにしてください
｢僕も、日本人だから…
いい事ばかりじゃないのは分かるから｣
だから、せめて貴方達が
あの子を守ってあげてください
それでも不安そうなEXO…
でも安心した。
最後にAの姿を見たメンバーは
瞳をうるわせ名前を呟いていたから…
Aのこと宜しくお願いします。
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RUA(プロフ) - riganさん» ありがとうございます!読み直してくれてるなんて…ありがたいです。コメントもらう度に頑張れます！頑張って更新します！よろしくお願いします！ (2016年4月3日 10時) (
レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
rigan(プロフ) - このお話が、更新される度に最初から読み直してます。読まなくても話の内容が分かるくらい読んだのに毎回、泣いてしまいます。本当にこのお話大好きです。無理せず頑張ってください。 (2016年4月3日 6時) (レス) id: d68da592b7 (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - ヨリさん» 更新遅くなりすみません(｡> <｡)そう言っていただけると俄然やる気が出ます！これからもよろしくお願いします(^ω^) (2016年3月25日 1時) (レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
ヨリ(プロフ) - 更新楽しみに待っておりました！素敵なお話ありがとうございます。 (2016年3月25日 0時) (レス) id: f32530d388 (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - 花さん» 花さんコメントありがとうございます！同じ気持ちの人が以外に多くて嬉しく思います(´ω`)そして、やっぱりコメントいただくと嬉しいものですね(笑)これからも更新頑張ります！よろしくお願いします＜（＿ ＿）＞ (2016年2月29日 11時) (レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUA | 作成日時：2014年8月27日 0時
