ようこそ〜SH〜 ページ46
ーーーSHsideーーー
朝起きると
同室のジョンデとタオが居ない
「珍しいな…」
そう思いリビングに出ると
BK「嘘だろ…」
CH「そんな…」
LY「そういう事だったんだ」
KR「Amazing」
LH「………」
みんな起きていて
少しだけ開いたカーテンの隙間から
静かに外を見ていた
「何やってんだ？」
いつものように朝ごはんの準備をしている
ギョンスに問いかける
DO「ヒョンも見ればわかるんじゃない？」
顔色一つ変えず、目も合わせず言葉が返ってきた
というか、何でギョンスは冷静なんだ？
あいつらは泣きそうな目をしてるのに…
言いたいことは沢山あったが
とりあえず見てみることにした
「おい！何やってんだ？」
小さく固まっているメンバーに声をかける
SE「ヒョン！静かに！」
TO「シーーーｯ」
みんなが振り向く
KI「ヒョン、こっち」
小声で俺を呼ぶジョンイン
何故か俺も小さくなり
ジョンインの元に行く
CH「…間違ってたんです」
眉が下がるジョンデ
XM「俺達にもったいないくらい…」
意味深な言葉をよそに
俺は窓の外を見た
「…えっ？」
メンバーの言葉の意味
涙の意味を理解した瞬間
鈍器で頭を殴られたような衝撃が走った
そこには歌っているAが…
DO「いい歌だね」
声がし振り向くと
ギョンスは聞き入るように笑っていた
LH「ギョンスは知ってたの？」
みんなが浮かんだその言葉に
DO「うん、昨日ね」
と優しく返した
もう一度外を見る
柔らかな朝日に溶けそうな綺麗な声
XM「これ、ジュンス先輩が書いた曲だっけ？」
LH「そうだ！」
CH「夕陽眺めて、でしたっけ？」
静かに話すメンバー
でも、心の声は聴こえた
努力してないなんて
才能がないなんて
決めつけて、辛く当たって
本当にごめんね…
そう、ここにいる全員が思っていた
「おはようございます」
気づけば彼女は部屋に入っていて
「お、おはよう」
ぎこちない挨拶しかできなかった
でも、楽しそうにご飯を作る姿を見て
安心したのもまた事実だ
そして、レッスン室
目の前で踊る
いや、飛ぶと言った方が適切かな？
美しさの中に力強さがある
あの日に見たAとは別人だった
メンバーも先生もマネヒョンも
みんなが息を飲んだ
「どうですか？」
恥ずかしそうに笑う君を見て
また目頭が熱くなった
ようこそEXOへ
ここから、EXOの伝説は始まる
はずだった…
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RUA(プロフ) - riganさん» ありがとうございます!読み直してくれてるなんて…ありがたいです。コメントもらう度に頑張れます！頑張って更新します！よろしくお願いします！ (2016年4月3日 10時) (
レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
rigan(プロフ) - このお話が、更新される度に最初から読み直してます。読まなくても話の内容が分かるくらい読んだのに毎回、泣いてしまいます。本当にこのお話大好きです。無理せず頑張ってください。 (2016年4月3日 6時) (レス) id: d68da592b7 (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - ヨリさん» 更新遅くなりすみません(｡> <｡)そう言っていただけると俄然やる気が出ます！これからもよろしくお願いします(^ω^) (2016年3月25日 1時) (レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
ヨリ(プロフ) - 更新楽しみに待っておりました！素敵なお話ありがとうございます。 (2016年3月25日 0時) (レス) id: f32530d388 (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - 花さん» 花さんコメントありがとうございます！同じ気持ちの人が以外に多くて嬉しく思います(´ω`)そして、やっぱりコメントいただくと嬉しいものですね(笑)これからも更新頑張ります！よろしくお願いします＜（＿ ＿）＞ (2016年2月29日 11時) (レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUA | 作成日時：2014年8月27日 0時
