始まりの音 ページ22
私はそのままテラスに残り
これからのことを考えていた。
耳からは優しい音が聞こえる。
もう、君を離さない
ねえ、僕のそばにいて
迎える季節を数えよう
mylove君のそばにいる
SoShine君に誓うから
守るよ 永遠に…
暖かい声が私を包んでくれる。
｢これから、皆と一緒に
いくつの季節を超えられるのかな？｣
暗く深かった空に、柔らかな風が吹き
静かに赤くにじみだした。
｢朝焼けだ……綺麗………｣
そう思った時だった。
？｢今日は、きっと晴れるよ。｣
後ろから声がし振り向くと
｢DOさん？｣
ゆっくりテラスに出てくるDOさん
私の前で足を止める
1つ深い呼吸をする
DO｢ギョンス…｣
｢えっ？｣
DO｢ギョンスって呼んでよ、Aヌナ…｣
照れくさそうに下を向きながら言うDOさん
｢………ギョンスさん｣
私が恐る恐る言うと
DO｢ギョンス！さんとかいらないから｣
顔を上げ怒ったように言うギョンスさん
私も照れくさかったけど、意を決して
｢ギョンス｣
そう言うとギョンスは満足したように
DO｢なに？ヌナ｣
ニコッと笑った。
その姿に弟を思い出しだし
可愛くて抱きしめたくなった。
｢家族に…なれるかな？｣
ふとこぼれた言葉
一瞬、驚いたような表情を見せたギョンス
DO｢…僕たちはもう家族だよ
だから、ずっと一緒にいようね｣
そう言いギョンスは笑った。
家族か…私は守りきれるだろうか
命をかけても、笑顔を守るって誓ったあの日
私は、女で日本人…
越えなくてはいけない壁が沢山ある
それも、高く深く広く厚い…そんな壁
爪が剥げたって、血が流れたって
必死にしがみついて越えてみせる
DO｢ヌナ？どうしたの？｣
私が難しい顔をしていたのか
ギョンスが心配そうに顔をのぞき込んできた
｢ううん、何でもない。大丈夫。｣
そう言うと｢そっか｣と安心したように笑った
DO｢ヌナ、何が好き？
ヌナの好きなものを作ってあげるよ。｣
｢じゃぁ…お味噌汁。｣
私が言うと困ったように眉を下げるギョンス
｢一緒に作ろうか！｣
その一言でパッと明るくなる表情
DO｢ほんと？ありがとう！｣
そう言うとギョンスは急いでリビングに入って行った
キッチンに行くまでの間他のメンバーを踏んで
｢痛い！｣｢あーー！｣とか聞こえてたっけ？
暖かい家庭だ…
皆さんが起きたら｢おはよう｣って
勇気を出して言ってみよう
きっと聞こえるはずだよ
始まりの音が
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RUA(プロフ) - riganさん» ありがとうございます!読み直してくれてるなんて…ありがたいです。コメントもらう度に頑張れます！頑張って更新します！よろしくお願いします！ (2016年4月3日 10時) (
レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
rigan(プロフ) - このお話が、更新される度に最初から読み直してます。読まなくても話の内容が分かるくらい読んだのに毎回、泣いてしまいます。本当にこのお話大好きです。無理せず頑張ってください。 (2016年4月3日 6時) (レス) id: d68da592b7 (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - ヨリさん» 更新遅くなりすみません(｡> <｡)そう言っていただけると俄然やる気が出ます！これからもよろしくお願いします(^ω^) (2016年3月25日 1時) (レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
ヨリ(プロフ) - 更新楽しみに待っておりました！素敵なお話ありがとうございます。 (2016年3月25日 0時) (レス) id: f32530d388 (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - 花さん» 花さんコメントありがとうございます！同じ気持ちの人が以外に多くて嬉しく思います(´ω`)そして、やっぱりコメントいただくと嬉しいものですね(笑)これからも更新頑張ります！よろしくお願いします＜（＿ ＿）＞ (2016年2月29日 11時) (レス) id: 90453e77b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUA | 作成日時：2014年8月27日 0時
