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『ごちそうさまでした。』


出された料理をすべてきれいに平らげ、手を合わせる。


YH『ん、お腹いっぱい。Aの手料理ほんとに美味しかったよ。』

A『ふふ、ありがとう。』

『ヒョン、後片付けは僕らでやりましょう。』

YH『うん、もちろん。』

A『そんな、悪いよ...』

『ご馳走のお礼。Aはゆっくりお風呂でも入ってきてよ。』

YH『ほら、僕らに任せて？』

A『うん、分かった。お願いします。』



渋々ながらも着替えを取りに部屋へと入っていったA。



『さ、片付けましょう。』


残飯もないお皿たちを重ね、スムーズに流し台へと運ぶ。


YH『僕が洗うからチャミナは拭いて。』

『ヒョン、じゃんけんしましょう。』

YH『へ？なんでじゃんけん？』

『久々にしたい気分なんですよ〜。ほら早く。出さなきゃ負けよ、じゃんけん...』

YH『わっ！わっ！』

『『ぽんっ！！』』




慌ててヒョンが出したのはパー。
そして僕は....チョキ。




『ふっ。僕の勝ちですね。』

YH『へ？』

『ヒョン、あとは任せました。』

YH『ちょっとチャミナ！一緒に片付けるんじゃないの？ねぇ！』

『流し台まではお皿を運びましたよ？お？あとはじゃんけんで負けたヒョンがやってください。宿舎時代を思い出す感じでいいでしょ？』

YH『もう、これだからブラックマンネは...』

『え？なんか言いました？』

YH『なんでもないでーす。』



勝ち誇ったように微笑み、キッチンを後にする。




YH『どこ行くの？』

『ヒョンは片付けててください〜』




実は最初からこの計画はしていた。
じゃんけん勝負で成功するか左右されていたシナリオも、なんとか無事にクリアすることができた。


ヒョン、あなたには本当に感謝します。




鞄の中から着替えを取り出し、僕はAが居る浴室へと向かった。






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cam(プロフ) - akaneさん» たんこま更新すいません(´∵`)応援ありがとうございます！引き続きこの作品をよろしくお願いします！ (2014年3月26日 16時) (レス) id: df6ad479a4 (このIDを非表示/違反報告)
 akane - 更新待ってます(^^)頑張ってください♪ (2014年3月19日 20時) (レス) id: a77661a856 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：cam | 作成日時：2014年2月24日 16時

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