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『その前に職場を変えた方がいい。』
A『え？』
YH『そうだね。ただ引っ越しただけじゃ、結局は居場所知られちゃうし。』
いきなりの事で当然の如く戸惑っているA。
A『でもそう簡単には辞められないよ。店長になんて説明したらいいのか...』
『まぁ、そうだろうね。なんだか僕たちのせいでAを振り回すことになっちゃったな...ミアネ。』
YH『僕からもミアネ、A。』
自分たちの欲と考えだけで突っ走った結果がこれ。
Aからの愛のこもった手紙のお礼と言っておきながら、最終的には迷惑になってしまったのかもしれない。
そんなことを考えながら眉を下げていると、Aがそっと僕らの手を握った。
A『チャンミンオッパもユノオッパもそんな顔しないで？撮影、すごく楽しかったよ。あの素敵なドレスもプレゼントしてくれて、本当に嬉しかったんだから。後悔なんてしてない。迷惑だとも思ってない。』
まっすぐ目を見て話す彼女は、誰よりも強い心を持ってるんじゃないかと思った。
YH『あ！』
いきなり声をあげたヒョン。
2人で驚き、ビクッと肩を跳ね上げた。
『なんですか、いきなり。』
YH『A、もう一度あのドレスを着るっていうのはどう？』
A『どういうこと？』
YH『一層の事Aを出すんだよ、みんなの前に。』
『ヒョン、でもそれは....』
YH『Aも晴れて芸能デビュー！』
A『そんな、無理がありすぎるよ。』
ヒョンは度々突発的だ。
『Aを芸能デビューさせてどうするんですか？お？』
YH『芸能デビューというか、僕らの専属女優になるんだよ。』
A&CM『専属女優？』
『どういう事ですか？』
YH『だから、僕らのMVに出演するための専属女優になってもらうんだよ。』
だから、そうさせてどうするんだ。
ふとAを見ると目が点になっていた。
『僕は反対ですね。公にAを堂々と公表してしまったら独り占めできなくなる。』
これ以上Aペンが増えたら...なんて考えると胸騒ぎがする。
YH『はは。チャミナ、堂々と公表するからこその得があるんだよ。』
『なんですか？その得って。』
”ちょっと”と僕に耳を貸せと手招きする。
Aはキョトンとしながら僕らをじっと見ていた。
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cam(プロフ) - akaneさん» たんこま更新すいません(´∵`)応援ありがとうございます！引き続きこの作品をよろしくお願いします！ (2014年3月26日 16時) (
レス) id: df6ad479a4 (このIDを非表示/違反報告)
akane - 更新待ってます(^^)頑張ってください♪ (2014年3月19日 20時) (レス) id: a77661a856 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cam | 作成日時：2014年2月24日 16時
