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「ドヨン、ジェヒョンさんのこと、何か知らない？」
ドヨンが知ってるはずもないのに、私はこんなことを聞いてた。
DY「ジェヒョン…………？この間の？」
私の隣にいたドヨンは、私の方を向いて言った。
「そう。ずっと考えてるのにわかんないの………。」
私がそう言うと、ドヨンは下を向いた。
DY「そんなにジェヒョンさんのこと気になる？ずっとジェヒョンさんのこと考えてるの？」
ドヨンに言われる。
「いや、なんか引っかかるの……！心の中でモヤモヤって………。」
DY「そっか、ならずっとジェヒョンさんのこと考えてたら？ジェヒョンさんのほうが守ってくれそうだもんね。」
そう冷たく言って、私の隣から離れていったドヨン。
「…………ドヨンっ！」
DY「…………ごめん。」
振り返らずにどこかへ行ってしまったドヨン。
私は屋上に一人。
いつもは輝いて見える夕日が、今日は憎くて仕方なかった。
こんな結果になってほしいわけじゃなかった。
ただ、ジェヒョンさんのことが気になって……
ドヨンのこと傷つけちゃった……
ドヨン、ごめん…………
次の日、久しぶりの一人だった。
いなくなるともっとわかるドヨンの大切さ。
ドヨンに、会いたい。
ジェヒョンさんのことも、ドヨンも……
わかんない。
どうしたらいいのか……
その日は泣いた。
ジェヒョンさんのことを考えすぎたこともあって、いろいろ疲れが溜まってたんだと思う。
泣きながら、気づいたら眠ってしまっていた。
ピーンポーン
家のチャイムの音で目が覚めた。
………………誰？
今の時刻は午後6時。
鏡の前で、泣き腫らした目をある程度なおして、玄関のドアを開けた。
すると、前にいたのは、私が会いたくて会いたくてたまらなかったドヨンだった。
ドヨンは息を切らしていた。
DY「Aっ、ごめん！！」
そう言ってドヨンに抱きしめられる。
きつくきつく抱きしめられる。
あーあ、せっかく目なおしたのに、また涙が出てきちゃった………。
ドヨン、大好き。
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つむぎ(プロフ) - kuku_dyさん» コメントありがとうございます (泣) 更新頑張りますね！はやめに完結させようと思ってます！ (2017年1月4日 11時) (
レス) id: c30897a9da (このIDを非表示/違反報告)
kuku_dy - ドヨンくんとの絡みに心が暖かくなりましたT_T続きの展開が気になります！ (2017年1月3日 23時) (レス) id: aef32fdf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎつむぎ | 作成日時：2016年11月3日 17時
