- Love Time 01 -

風邪？ ページ49

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寂しいと言ってくれた事が嬉しくて

《また、あえるよww》とメールを送ったのに

それに対する返信は待っても来なかった

寝てしまったのか？

それとも寂しいの意味が違ったのか？

ホテルのベットで携帯を握りながら

ずっと返信を待っていたけれど

気が付いたら朝で携帯を見たけど

Aからの返信はなかった




『ミョンス〜入るぞ〜』




MS『おはよーございます…』




考え過ぎててあんまり寝れず

目を擦りながら身体を起こす

部屋に颯爽と入って来るスタッフ




『今日、午後の便で帰るから…これチケットな』




MS『…はい』




渡された航空券を見つめる

もう今日の夜には韓国…

もっと日本にいたかったのに…




MS『あ、ねぇ！』




『ん？』




部屋を出て行こうとするスタッフを

俺は慌てて呼び止める

振り返るスタッフに

俺は頭を掻きながらある事を聞いた




MS『日本での仕事ないの？』




『今の所は…なんで？』




MS『いや、いいんだ…』




やっぱりないんだ…

現実を知り少しだけ凹む俺

帰る前にもう一回だけAの顔を見て

あそこのパン買って帰ろうかな…




時計は10時過ぎを指していて

帰り支度や身支度をしていたら

丁度、お昼位になったので

スタッフと共にホテルのレストランで

遅めのお昼を食べた




車で空港に行く途中で

Aのパン屋の近くで一旦降ろしてもらって

俺は慌ててお店に入った




はな「いらっしゃい〜」




店内に入るとそこにははなさんしかいなくて

いつもレジの所にいるAがいなかった

俺はパンを選びつつもAを探す




はな「Aは休みだよ？」




MS「え、休み？！」




はな「午前中に休むって電話来たの」




はなさんが真顔で俺にそんな事を言う

休みって…どこか具合でも悪いのか？

選んだパンをレジに持って行きながらも

考える事はAの事だった




MS「なんで休みなんですか？」




はな「さぁ？風邪かね？本人はずっとすみませんって謝ってたけど…別に毎日働いてるんだからたまには休んでも支障はないのにね？気にし過ぎなのよ」




MS「…」




はなさんはブツブツ言いながらも

手際良くパンを袋に詰めていく

俺はそんな様子を見ながらも

頭の中ではAの事が気になって

モヤモヤして気持ち悪かった



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